おっかねぇーくらいの快適さ

3月にお引渡しをしましたランタサルミログハウスのオーナーO様からいただいたからメールをご紹介させていただきます。

恥ずかしながらお引渡しの後、工事中の仮設トイレの撤去を忘れておりましてO様にご迷惑をおかけしました旨の連絡へご返信いただきました。  

   

Re:おっかねぇー【物凄く(湘南・茅ヶ崎の方言)】ぐらい快適です。

「引渡後、途中間を空けましたが八泊ほど過ごしました。

窓から見える夕暮れ時に刻々と変わる空の色や、夜の静寂が心地よく、
大変充実したときを過ごしております。
 
これから桜が楽しみです。」
  
 
 
うっかりしてしまいご迷惑をおかけしたにも関わらず、返信タイトルの「おっかねぇーぐらい快適です」という言葉に思わず笑ってしまいましたがこの言葉が住居としてのログハウスの住み心地をとても上手に表現している気がしますのでおことわりしてご紹介させていただきます。
 
住居としてのログハウスの住み心地や室内環境を説明するときに「調湿効果」や「森林浴効果」などとお話するのですが、実際に体感している感覚はこれらの言葉では足りない気がしていました。
 
なまぬるいのです(笑)
 
ログハウスはご存知のとおり壁はすべて木で出来ています。
表も裏もなくすべてが木で出来ています。
 
全部木で出来ている家や全部石で出来ている家、それから全部土で出来ている家などそれぞれを組み合わせたとしてもすべてが自然素材で出来ている家には言葉では表現出来ないほどの存在感や安心感があります。
 
現在の尺度では決して快適ではなかったかもしれませんが何千年間も命をつないできた実績のある住居の作り方で、それぞれの素材はその特性を生かして人間が快適に暮らせるように働き続けます。
 
現在の住居の快適さはその性能を数値で表現しますが自然素材の家持っている性能や体で感じるもの(目には見えない力)を伝えるには体裁の良い言葉や数値よりもこの「おっかねぇー」くらいの言葉のほうが似合っている気がします。
 
そんな自然素材の家の弱点でもあった気密性や断熱・防水性を現代の技術で進化させ、洗練されたデザインで作られているのがランタサルミログハウスですから古くて新しい「おっかねぇーくらいに快適」という言葉はぴったりだと思いました。
 
 
たとえば、私は経験がないのでスキューバダイビングを経験した人からその感動を言葉で伝えられてもその半分くらいしか伝わらないのではないかと思います。
 
実際に潜ってみると海の中は「おっかねぇー」くらいに美しいのでしょう。 
 
目で見た美しさだけでなく源(みなもと)に抱かれている感じや自然への畏敬の思いを感じるのだと想像します。
 
 
O様におかれましても、八ヶ岳の自然のなかで古くからの工法と洗練された技術の組み合わせで作られた「おっかねぇーくらいに快適」な空間で刻々と変わる空の色や満天の星空、四季の移り変わりを末永く楽んでいただけると嬉しいです。
 
 
私もこれから体中で「心地良い!!」と感じたときにはぜひ使わせていただきたいと思っています。