3月に入って、気温が上がらず、雪の日が数日ありましたが、ここ数日は暖かい雨に変わってまいりました。
ようやく春がやってきますね!
今日は、雨の日を快適にすごすアイデアを少し紹介させていただきます。
木の家を長持ちさせるアイデアにもつながりますので、参考になれば幸いです。
木の家を長持ちさせる秘訣は、雨落ちラインを建物から出来るだけ離すことが大切ですが、軒が深くなると室内が暗くなります。
そこで、下の写真のように屋根を強化ガラスにすると、雨落ちを遠くしながら、明るさを確保することが出来ます。
朝、出がけに玄関を開けて、玄関ポーチがびしょ濡れだと気分も下がってしまいますが、庇を長くすることで、室内と雨との境目にワンクッション出来て、ちょっといい感じに雨を楽しむことが出来ます。
下の写真も同様に、屋根の雨落ちを建物から離すことで、雨の跳ね返りから、ウッドデッキや建物が傷むのを防いでくれています。
こちらは窓の部分だけガラス屋根にすることで、室内の明るさを確保しています。
また、写真奥側の濡れ縁部分は、ウッドデッキではなく、FRP防水で床をつくることで、防水性とメンテナンス負担を軽くしています。
FRP防水は屋根の代わりにもなるので、床下に倉庫やガレージを作る際の屋根も兼ねることが出来るため、使い方によっては有効な仕上げですね。
このように、雨の心配が要らないデッキから、直接ガレージに入れると、傘をささずに車に乗ることが出来ます
雨の日の買い物など、地下駐車場のあるスーパーを選べば、買い物に行くのに一度も濡れることがなくなるので、精神的にも負担は軽くなりますね。
「今日も雨か~」とか、急な雷雨で、「早く、早く、濡れちゃうよ!」みたいな生活から解放されます。
というわけで、今日は、雨の日を快適にすごす建築アイデアを紹介させていただきました。
雨の日を快適にすごせるアイデアは、木の家を長持ちさせるアイデアにもつながります。
費用は、それなりに掛かりますが、初期投資としては、価値のあるしつらえだと思いますので、参考にしてみてくださいね。
それでは、また。