「ログハウスのつくり方」から21年

 

先日、9月から八ヶ岳の小淵沢町で着工になるO様とログハウスの新築工事の打ち合わせ中に懐かしい「ログハウスのつくり方」という本のお話で盛り上がりました。

 

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スクライバー、ドローナイフ、チェンソー、ラフノッチ、セトリング、ダグラスファー、etc

初めて聞く横文字の数々に胸をときめかせながらページをめくっていたのは21年前のことです。

 

 

 

 私はそのときのドキドキ感を抑えることが出来ずに当時サドルノッチで有名だったデル・ラドムスキー氏のスクールに参加しこの世界に入りました。

その後山梨に来てログハウスの組上げではなく仕上げ工事を身につけ、アメリカのジェイ・ロビンソン氏と共に仕事をする機会に恵まれ、そのままこの仕事を続けて21年目を迎えました。

八ヶ岳のO様もちょうど同じころ同じ本を読みながら盛り上がっていたということで私の持っているアラン・マッキー氏の洋書をお見せしたらまたまたお互いに盛り上がってしまいました。

  

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教祖!?アラン・マッキー氏の「Building with logs」です。 

 

 

 

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内容はこんな感じでログシェルの組み方を中心に手書きの図面をまじえながらログハウスの作り方を紹介しています。

 

 

 

 

これらの本に胸ときめかせていたころから21年目を迎えましたが、現在進行中の白州町O邸ログハウスではフィンランドランタサルミ社のログハウスの作り方を仕上げ工事を中心にご紹介しております。

21年前、小さな建築会社がインターネットを通じてログハウスの作り方をご紹介できるとは夢にも思いませんでしたがアラン・マッキー氏やデルやジェイから受けた刺激に少しでも近づけるように専門にしてきたログハウスの作り方をこれからも紹介していきたいと思います。

楽しみにしてくださっている方も八ヶ岳のO様のように「いつかはきっとログハウスに!」の夢を抱きながら今後ともお付き合いくださいね。

 その「ときめき」が現実になりますように・・