2月に当ブログ内でもご紹介した木曽ヒノキ合板が現在進行中のログハウスの現場に到着しました。
木曽産のヒノキを100%使用した新製品の合板です。
下地作業ではありえないいい香りがしてきます。
合板は大半が隠れてしまう場所に使われるものですが住宅の中ではもっとも過酷な場所で使用される建材の1つでもあります。
外壁の下地や屋根の下地などで主に使われる合板は外気と内気の両方の影響を受ける場所に使用されるので常に表と裏側で温度差の影響を受け続け、地面に近い場所では湿度の影響も受けてしまいます。
合板を使用する場合にはきちんとした断熱や透湿シート+通気工法をとって温度差や湿度、それに伴う壁内での結露がおきないように作るのですが素材自体に耐久性・耐水性や防虫性能があればなおさら安心です。
合板の使われる場所はおそらくどの住宅でも建てた後に見ることはできませんがきっとヒノキの持つ性能を末永く発揮し続けてくれることでしょう。
今のところ商品のバリエーションが少なく、12mm厚の合板のみの使用ですが7月の18.19日に開催する構造見学会でも体感できますので関心のある方はお気軽にご参加下さい。
木曽ヒノキ合板のご紹介でした。