足跡2

ランタサルミログハウス・八ヶ岳シリーズの素敵な写真がたくさん仕上がってきましたので、思わぬ連載となりました。

幸い、うちの施工エリアは美しい自然に恵まれていますので、せっかくだからオーナーさんとともに美しい足跡を残していきたいと思います。

 

今日は、長坂町のK様のお宅を紹介しますね。

寒い寒い八ヶ岳の夕景に建つ「プイスト」です。

シンメトリーな外観と優しい色合いが環境によく合ってきれいですね。 

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 室内から漏れる明かりに暮らしの温もりを感じます。

K様のお宅は羊毛断熱材を採用していますので、ほぼ自然素材で出来た住まいです。

周辺環境にとけ込み、次の世代に廃棄物を残さない建物です。  

 

 

 

この 住まいに土壌蓄熱暖房サーマスラブを採用して、24時間の全館暖房を可能にしています。 

住まいの歴史の先端で、あえて選択した木の家です。

 

このプランは、基本的には1階で生活が完結する平屋モデルですが、子育て世代のK様のお宅は、ロフトスペースをお子様の遊び場に利用しています。

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子育ては、長いようで「あっ!」という間に終わってしまいます。

戻ることのできない、大切な時間を一緒にすごす場所ですね。

 

 

 

 

お子様も成長して自分の住環境を選ぶときには、この住み心地がもとになるでしょうから、さらに豊かになっていくのだと思います。 

 

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住まいを快適にするために、工業製品の性能は上がり続けますが、今一つ快適さに欠けるのは、結局、住まうのは「人」で、必要なのは保温庫や保冷庫では無いということだと思います。

 

 

 

 

雪混じりの撮影中に、奥様がおっしゃっていた

「一年間暮らしてみて、こんな暮らしをさせてもらっていいのかしらって思っちゃいます。」

という言葉がとても印象的で嬉しかったです。

 

というわけで、思わぬシリーズ化となりました、八ヶ岳エリアでのランタサルミログハウスの 「足跡」シリーズはもう少し続きます。

まだまだ、素敵な建物が出てきますので、お楽しみに。 

 

 Photo  by Tarou Hayasaki