ようやく過ごしやすくなってきましたが、今年の夏は暑い日が続きましたね。
事務所のある白州の森の中は比較的涼しく、過ごしやすかったのですが、犬のグーちゃんは暑いのは苦手みたいです。
うちのグーちゃん。
日中はこんなハーハーな感じです。
あいかわらず脱走防止の2本のひもで、
「こんなひもいつでも外してやるぜ~」。
と、ある日突然、自分の小屋の下を掘り始めました。
で、こんな感じです。
「ここちょっとヒンヤリしてる・・?」
そして、さらに深く。。。
「ここだとハーハーしないんですけど・・?」
こうして日に日に穴は深くなっていき、今では小屋の下のトンネルは貫通して自由に行き来をしております。
(グーちゃんは事務所の机の前から見えるところにいるので写真はすべて窓越しです。)
ちなみに、北杜市八ヶ岳エリアでは地面の温度は真夏23度、真冬8度と外気温の変化に比べて安定しています。
地熱はどこの土地でも手に入るフリーエネルギーで、8度から23度という温度は少しだけ我慢すれば冷暖房無しでもすごせる温度だと思います。
1年間を通して住まいの温度を快適な方向に 導いてくれる地球のエネルギーです。
ここ数十年の家づくりでは利用されてこなかったエネルギーですが、先人たちの住まいづくりには「土間」のような形で利用され、ランニングコストが少なく心地よい住まいづくりに利用することが出来ます。
そんな地熱エネルギー利用の基礎工事の様子はこちらの施工例で見ることが出来ます。
先人たちは地熱・木材・藁(わら)など身近にある自然で住まいを快適にしてきたんですね。
と、この夏はひんやりとした地下室ですごしたグーちゃんですが、これは偶然の産物だったみたいです。
最初に一生懸命穴を掘っていたのは、少し前に埋めた「骨」が小屋を移動したときに下敷きになったみたいで、それを探していたようです。
出土した「骨」。
あっ、ちなみにこの骨は私が木で作った犬のおもちゃです。
在りし日の「骨」はこんな感じでした。
そんなに大切なものだったとは・・
ということで、今回はログハウスオーナーのグーちゃんが偶然発見した地熱利用のお話でした。
「やっぱログハウス最高~」
「ってか、あいつまた1本ひもがはずれてるじゃん・・」
この夏は「縄抜け」のほかに「穴掘り」の特技を身に付けたグーちゃんでした。。