ゼロエネルギーとゼロエミッション

今日から6月、ランタサルミカレンダーは八ヶ岳に建つT様のキルカスに変わります。

T様のお宅は、リタイヤ後の生活を八ヶ岳に求められ、ランタサルミログハウスを選択していただきました。

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 かねてより進捗状況でもお知らせしており、お待たせしておりましたが、今月はT様のお宅で太陽光発電の工事を行います。

今回の太陽光発電の設置により、昨年一年間の暖房光熱費の実績をまかなうゼロエネルギー化を目指します。

前回のブログでログハウスの仕様について少し触れましたが、こちらのお宅もほぼ同じ仕様で作られた建物になります。

 

完成後1年以上経過しましたが、この春にお伺いした時に「すごいな~」と感じたことをお話しますね。

それは八ヶ岳高原の春、窓を開けて心地よい気温22℃、湿度40~50%くらいの頃だと思いますが、室内に入ると「冬と変わらない?」のです。

建物の気密性・断熱性・暖房設備の性能が上がり、冬が暖かい住まいはたくさん作れるようになりましたが、春に訪ねて室内が冬と変わらないと感じたのは初めてでした。

これは夏でも同じことが言えます。

1年間が経過しての実測でも真冬の室内は全館18℃前後、真夏も28℃前後なので心地よい春の気候から5℃前後の差での生活です。

これが前回のブログでもご紹介しました、基礎の構造(地熱)・屋根の構造(遮熱)・ログ材による壁構造(調湿)にこだわり、その性能をあわせることで出来た自然の力を利用したエアコンのような家づくりの効果です。

 

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一年を通して全館温度差が少ない室内環境を木材を使用して作り、太陽光発電でランニングコストをまかなうことが出来る住まいです。

 

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太い木材に守られた防音効果や森林浴効果もあわせて八ヶ岳の生活をゆっくりと過ごしていただきたいと思います。

 もちろんデザインの美しさも大切です。

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「ランタサルミカレンダー6月のキルカスのT様のログハウスは八ヶ岳の厳しい自然環境の中、春の心地よさから5℃前後の温度差で太陽の力を利用して光熱費をまかなおうとしています。」

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに室温の変化、光熱費はご夫婦お二人での一年間の実際のデータをもとにしています。

あとは太陽光発電が試算通りに発電をしてくれればゼロエネルギーのログハウスが実現します。

 

今の快適さと未来の環境への負担の少なさを兼ね備えた

ランタサルミログハウスのゼロエネルギーとゼロエミッションへの取り組みはまだまだ続きます。