ゼロエネルギー住宅と太陽光発電(その2)

寒冷地、八ヶ岳でのランタサルミ・ログハウスの冷暖房光熱費ゼロ=ゼロエネルギー化の続きです。

以前「外断熱は寒い!?」ってブログを書いたことがありますが、それ以来、冬になると必ず「外断熱寒い」というキーワードでうちのHPに入ってくる方が2~3人はいらっしゃいます。

以前のブログでも書きましたが、外断熱が寒いわけでは無く、使い方や暖房方法があってないんですね。

家を作る側にも「外断熱さえしとけば大丈夫」という間違った認識もあるかもしれませんが、おそらく「寒い」って感じて検索される方のお宅もC値(隙間係数)やQ値(熱損出係数)などの性能的には高いお宅なのだと思います。

つまり、C値やQ値はそのままで快適さを表す数値ではないということですね。

 

住まいのゼロエネルギー化も同じことで、光熱費を太陽光発電で相殺することだけが目的になってしまうと、住み手不在の「外断熱寒い」家と同じことになりかねません。

まずは、安全であること、四季を通して快適であること・・

住まい手にとって基本的なことを積み重ねたうえで結果的に光熱費がゼロまたはプラスになることを目指すことが大切かと思います。

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地面にもともとある地熱と木材の調湿効果を利用して温度と湿度を安定させる大きな自然のエアコンのような住まいに屋根の断熱・遮熱構造を充実させたランタサルミ・ログハウスでのゼロエネルギー化が八ヶ岳で始まります。

 

お楽しみに。

というより、私が一番楽しみです。