2012年、新しい年がスタートしましたね。
皆様方におかれましても2012年が平穏な一年でありますように、心よりお祈り申し上げます。
新年は6日から仕事をスタートしました。
私事ではありますが、今年は4回目の年男(辰年)でのスタートです。
新年は大泉町U様のランタサルミログハウスで上棟式をやっていただき、kojimaさんのランタサルミログハウスはいよいよ足場解体、と今年はログハウス中心のスタートです。
ここ数年来の取り組みをブログ等でも紹介してきましたが、基礎断熱による地熱利用、屋根面の遮熱・断熱性の向上がランタサルミのフィンランドパイン材や木製サッシの性能、施工精度とあわせて木材の持つ「人を心地よくする性能」を引き出してくれることがわかってきました。
もともと、多くの木材を使用するログハウスは住み心地が良いのですが、一つの形を作り上げるまでに数多くの素材と工種・工程を重ねる家づくりではトータルバランスが崩れてしまうと大量に使用する木材の性能を活かしきれなくなってしまいます。
「もうログハウスには住みたくない」というログハウスと「別荘で建てたけど、居心地がいいのでこっちに引っ越しちゃいました」というログハウスは見た目には同じログハウスで、同じ量の木材を使用していますが住み心地が違います。
ログ材とサッシの品質、断熱・気密性、屋根構造・・木材の持つ心地よさを生かすには一つの意志に沿ってものづくりをすすめる必要があります。
新年を迎えて「ずっとこの家に暮らしていたい」と思っていただけるように、今年も一年、トータルバランスを維持する「意志」に徹して、安全・安心と耐久性に加えて立ち姿の美しさと何よりも暮らすことの喜びを大切に家づくりを進めてまいります。
「ログハウス以上に快適なログハウス」、「木の家以上に快適な木の家」を目指して千年ももっと前から使われてきた素材を利用して、目には見えない地味な作業にこだわりながら、最先端の家づくりに取り組んでいきますので、今年もBe-Leafをこのブログともどもよろしくお願いします。
平成二四年一月吉日 有限会社Be-Leaf 代表 吉良伸一