2012年ランタサルミカレンダーのお届け(表紙)

毎年お届けに伺うと、たくさんの人に喜んでいただけるランタサルミのカレンダー2012が出来上がりました。

今年は北杜市・八ヶ岳エリアの物件が1月、6月、11月と3つも載っています。

しかも1月は小淵沢町のO様のログハウスリビングからのスタートです。

「これは早速届けねば!」とO様のお宅へお届をした勢いで今年はどこよりも早いカレンダー配りに挑戦してみたくなりました。

 

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そこで昨日からカレンダーをOBオーナーさんのもとへお届けに。

目標イメージは8軒配る予定で午後から事務所を出たのですが、伺った先々で上がりこんでしまい、お茶ばかりごちそうになりまして・・

なんと3軒だけのお届けとなってしまいました。

どこよりも早いカレンダーのお届けには怪しいペースになりそうですが、それはそれで楽しみも見つけられるかと、せっかくなので「OBオーナーさんの今」など日記に残してみようと思います。

 

まずは白州町のY様のお宅へ。

築22年になります。

まだ、私が若かりし頃、現場のビルダーとして作りました。

その後、2005年にデッキの改修工事などをやらせていただいております。

 

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  アメリカのジェイ・ロビンソンというビルダーの刻んだサドルノッチのログハウスです。

ティンバーフレームの加工精度やログのくるいの少なさはさすがです。

大きな隙間が見当たりません。

材料選びや仕事の正確さは時間が経過すると出てきますね。

 

 

 

奥様にカレンダーをお渡ししてすぐに帰ろうと思っていたのですが、「あがっていって」のお言葉に、ついつい上り込んで昔話に花が咲いてしまいました。

「吉良さんにしっかり建ててもらったから安心してられるのよ」  嬉しいお言葉です。

「本当に喜んでいただきたいのは20年後」なんて口癖のように言ってきましたが20年っていう月日が本当にやってきた時に、こうして喜んでいただけるのは嬉しい限りです。

これからも末永くお元気でお付き合いいただければと思います。

余談ですが会話の中で 「うちの娘が吉良さんのファンだったのよ」  こちらも嬉しいお言葉です。

「もう少し早く言っていただければ・・・」

と家内の気配に怯えつつ(笑)、Y様のログハウスのご紹介でした。

 

つづきましては白州町のO様のお宅へ。

今年の夏に外部の木製の手摺とバルコニーの改修をやらせていただきました。

もとの手摺は米松を使用して腐れやすかったのもあり、かなり危険な状態でした。

今回はヒノキ材を使用したバルコニーと手摺ですから丁寧にメンテナンスをしていただければ長持ちするかと思います。

 

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北に八ヶ岳、南に鳳凰三山、西に甲斐駒ととても眺めの良い場所に建っています。

 

 

 

こちらでもついついお話が盛り上がってしまいまして。

おいしいお茶をいただきました。

 

つづきましては甲府市のN様のお宅です。

下の写真ですが築40年近く経つそうです。

「家は建てたら終わりではない」とよく言われますが、住まいとの関わり方のお手本のように美しい暮らしです。

 2008年に甲斐市のO様のご紹介で床と壁紙の張り替え工事をさせていただき、今年もカーテン、襖、畳の表替え、サッシやガスコンベックの交換などをやらせていただきました。

 

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  今の住宅の作り方の先駆け的な間取りに大きな開口部を設けています。

08年に張り替えた床材はミャンマーチークの柾目どりの無垢材です。

建材屋さんも一枚板の無垢のミャンマーチークは見たことが無いそうで、チークオイルに象徴されるしっとりとした感触や色あいは他では味わえません。

 

 

 

N様のお宅では、ご紹介いただいた弟さんのO様のお宅の新築工事や息子さんのお宅まで新築工事をさせていただいております。

山梨に来て23年になりますがいまだに甲府市内の道もはっきりわからないような私にご家族で大切な住まいを任せていただけることに心から感謝しております。

 

というわけで、ひとまず3軒のお宅へお届けした「カレンダーのお届けシリーズ」はまだまだ続きそうですが、しばらくの間お付き合いくださいませ。