カレンダーのお届け(1月)

ランタサルミカレンダーのお届けシリーズの2回目です。

週末の土曜日にお訪ねしました。

 

せっかくなのでカレンダーも1月から紹介させていただきますね。

 

R1111143.jpg

 

 

2012年の1月は山梨県の北杜市・八ヶ岳エリア、小淵沢町のO様のお宅からスタートです。

リビングから甲府盆地を越えた先に見える富士山の眺めは素晴らしいです。

こうなると季節ごとに彩りを変える絵画のようですね。

下の小さな写真は外観ですが、南面の牧草地とは対照的に北側は林で季節風を防いでくれます。

この林がまた紅葉の季節など素敵です。

 

 

 

  

というわけで、土曜日も午前中の作業をすませて、午後からカレンダーを持って事務所を出ました。

今年完成した白州町のM様のお宅からスタートです。

同じ敷地内にある古民家で小さな改修工事があるので打ち合わせもかねて伺いました。

M11111201.jpg

 

 

林の中のコンパクトな片流れの建物ですが、地熱利用の24時間暖房サーマスラブを採用しています。

 コンパクトですが吹き抜けの広がりやロフトの楽しさを味わえます。

 

 

  

 

工事の時に「紅葉の時期はきれいだから残したい」と言っていたもみじがきれいでした。

 

つづきまして北杜市 武川町のK様のお宅です。

築19年になります。

ビルダーとして作っていた頃の作品です。

09年に浴室の防水工事をやらせていただいております。

 

R1111141.jpg 

 

 

09年の写真です。

お庭も手作り、ログ壁のメンテもオーナーさんがまめにやっています。

良く手入れをされて、いつまでもかっこいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

こちらのログシェルはジェイ・ロビンソン作です。

20年近く経過してもログ材がおとなしく、割れも少ないのは原木が豊富なアメリカ西海岸で良材を選別できるからでしょう。

国内に入ってくる原木の中から良材を選ぶよりははるかに選択肢が多いのだと思います。

年月を重ねてからわかることです。

R1111142.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南面のベランダも19年です。

こまめなメンテで長持ちしています。

 

 

R11111201.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、こちらでも奥様のいつものおいしいコーヒーをいただき長居をしてしまい、約束に遅れそうなので失礼しました。

 

 

つづきましては・・

じゃーん!って感じでランタサルミカレンダーの1月を飾っています小淵沢のO様のお宅です。

平屋の人気モデル「レウト」アレンジです。

奥様はこちらの工房スペースで手作りの革靴工房を営んでおられます。

こちらのブログでも少し紹介させていただいております。

 

R11111203.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご主人はこの度、一念発起して都会を離れ、この地で農業を始められるということでお話をうかがっていますと、どうも同じ小淵沢で10年ほど前に新築工事をさせていただいたO様がやっている農業につながるものがあったので約束をして一緒に訪ねることにしました。

 

ということで一緒にO様のお宅を訪ねました。(同じ小淵沢のO様なのでログのO様とわけさせていただきます)

02年完成時の写真です。

この頃も私は現場で家を作っていました。

床や階段には足腰にやさしい桐の無垢材を使用し、仕上げは珪藻土や無垢の板で仕上げています。

020228完成外観.jpg

 

今は耕作地が広くなりましたが、完成当初はお庭の家庭菜園って感じでしたね。懐かしいです。

完成から10年近く経ちますが収穫のたびに届けてくださって、お野菜のおいしさもですが、お気持ちがとても嬉しく、エネルギーをいただいております。

 

 

  

 

こちらでは無農薬はもちろんですが無肥料という考え方で野菜を作っているとお話に聞いておりました。

「無肥料?」

聞きなじみのない言葉ですが、いつもいただくお野菜はすごくおいしいんです。

土と太陽と空気と水だけで作るお野菜がとてもおいしい。

これはログのO様の志す農業に近いのでは?

ということで、今回一緒にお話をうかがうことになりました。

下の写真が自然農のエリアの写真です。

草をとらず、畝を作らずって感じのちょっと畑のイメージではありませんがこのエリアのはじっこにあった季節外れのミニトマトをいただくとこれがまた、

「うまい!」 

昔、昔の農地はこんな感じで野菜の味はあんなだったんですかね?

R11111204.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、畑を見せてもらいながら人参、大根、さといも、ネギとおいしそうなお野菜を収穫させていただきました。

私はといえば、畑に立つこともめったにないのにそこで採ったトマトをいただいたり、柔らかいふかふかの土の上で収穫をしている二人を見ていますとなんとなく農業に目覚めてしまいそうな感じが足の裏や頭の後ろのほうからビンビン来ていましたので収穫のお手伝いは次回にということにさせていただきました(笑)

 

R11111205.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は大きな変化があった年で、今まで確かだと思っていたことがそうでは無かったり、豊かだと思っていたことが実はハリボテだったりといろんな「確かさ」の裏側が露呈しはじめた年ではないかと思います。

そんなときに、自然の中で土に触れ収穫を味わうお二人に心が奪われつつ、カレンダー配りの旅はまだまだ続きそうです。

O様、突然のお願いに快くお話を聞かせていただき、収穫までいただきまして、ありがとうございました。

 R1111144 (2).jpg

 

 

里芋の「きぬかつぎ」 素材の味でいただきました。

 

新しい生活をスタートされたログのO様のブログはこちらです。