八ヶ岳高原の小淵沢町にあるランタサルミログハウスO様のお宅はログハウスの一部を利用して革靴工房を営まれています。
まるる靴工房さんです。奥様が作ってくれます。
私たち夫婦はともに九州出身で山梨に来て23年となるわけですが月日が経つのは早いもので姪っ子たちはそれぞれに結婚して家庭を持ち始めています。
つい最近も家内の姪っ子に赤ん坊が生まれたとのお知らせで、何か贈り物を!と話したところ。。。
やっぱりあれしかないでしょう。
ということで
手作りの小さなファーストシューズにすることにしました。
上のほうに3つ並んでいるかわいい靴がそうです。
生まれてきた赤ん坊が初めて立って歩くときのサイズで作ってくれます。
そしてその靴にメッセージを入れて大切にとっておくわけですね。
配色もメッセージもオーダーメイドで作ってくれます。
サンプルはこんな感じです。
表革・裏革・糸・ヌキ型を選ぶことができます。
が、、、、
これがまた難しい。
カラーバリエーションってやつが実に難しい。
ランタサルミの工場塗装の建具の色を決めるオーナーさんの気持ちになります。
で、決めた配色は赤ん坊が待望の女の子ということもあって女の子らしい配色にすることにしました。
出来上がったらまたご紹介しますね。
それにしてもこんな靴持ってたら大きくなっても嬉しいでしょうね。
小さかったことはもちろんですが、愛されて生まれてきたこと、恵まれて育ったことや両親にいつも抱かれていたこと・・なんかをいつも感じることができますよね。
写真なんかの思い出と違うところは大きさや重さを手に取って肌で感じることができるところですかね。
成長の過程での親子の関係や見える世界も変わってきそうな気がします。
仕上がりを楽しみにして、彼女がこの靴を履く日を楽しみにして、数十年後の彼女のそばにこの小さな靴があることを楽しみにしています。
手作りのファーストシューズのお話でした。