地熱利用・タイトモールド工法による基礎現場見学会について

以前のブログで4回に分けてお話をしました「蓄熱・通気・遮熱とログハウス①~④」において基礎工事における地熱利用について触れましたが、現在進行中のランタサルミ ログハウスU様のお宅においても地熱利用の基礎工事に取り組んでいます。

ブログでもご紹介しましたように年間を通して真冬の8℃から夏場20℃と安定している地熱ですが、床下の実測値においても夏場、外気温より10℃低く、冬場の外気温より10℃高い、と安定して住まいを快適にしてくれることがわかってきました。

自然エネルギー利用には太陽光発電や風力発電などが有名ですが立地条件や季節、天候などさまざまな条件に左右されて発電量が安定しないのが現状です。

地熱利用のいいところは場所や天候などの条件にかかわらず地面さえあれば年間をとおして常に安定して利用できる自然エネルギーで冬場の配管凍結防止帯の電気代もかかりませんし、面倒な水抜きも必要ありません。

そういう意味でもブログで紹介した遮熱工事などもいったん採用してしまえば安定して住まいを快適にしてくれますし、まあ、そう言い始めてしまえば自然素材やログハウスなどもいったん建ててしまえば安定して快適に働いてくれるのも同じことですね。(今日は快適だけど明日は不快ってことはありません)

やっぱり「住まいは自然とともに!」が心地よさのスタートで、そこから太陽光や風力などの自然エネルギーを利用して、足りない分をエアコンなどの設備で補う暮らしがスマートな気がします。

 

そこで、せっかくある地熱を積極的、かつ住居ですから安心・安全に利用できるようにU様のランタサルミ・ログハウスでは基礎断熱、ベタ基礎一体打ちのタイト・モールド工法という基礎工法を採用することにしました。

タイト・モールド工法についてはこちらのサイトに詳しく紹介されています。

また、「マンガでわかりやすい基礎断熱」なる資料も参考にしてください。

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 マンガのほうが理解しやすいのは私だけ?  ではないハズ(笑)

 

今までも基礎断熱は採用してきましたがタイト・モールド工法では打継の無い、ベタ基礎一体打ちも可能になります。

山梨県では初めて採用される工法なのでぜひとも基礎からの自然エネルギー利用をたくさんの方にご紹介できればと思い、基礎現場見学会を計画しています。

詳細は決まり次第ご案内しますが、9月の初め頃を予定しています。

建物の無い現場見学会ですが地熱利用のことや基礎断熱、ベタ基礎一体打ちの仕組みや意味など詳しくお話しできればと思います。

自然エネルギー利用や自然素材、ログハウスに関心をお持ちの方のご連絡お待ちしております。

 

土壌蓄熱式暖房サーマスラブとタイト・モールド工法を採用した基礎工事の様子はこちらの進捗状況で見ることができます。

 

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