お正月は実家の大分で過ごしてきました。
今回はふるさとの紹介をさせていただきます。
実家は大分県津久見市という高校野球(昔)とリアス式海岸・津久見みかん・小野田セメントなどで有名で、場所的には九州の真ん中の右(東)側で四国との境の海は豊後水道と呼ばれ、関アジ・関サバなどの獲れる漁場の近くでもあります。
家から徒歩3分でこの景色です。入り組んだリアス式海岸なので入り江のようになっています。この先に四国があります。
入り組んだ入り江なので海の幸は豊富です。
岸壁で釣りをしていました。大きなカサゴです。九州では「ほご」と言います。山梨ではから揚げになった状態でしか見ないので生きたカサゴに久しぶりに会いました。
隣町の臼杵市は臼杵石仏が有名です。
お天気もよく、少し時間がとれたので久しぶりに訪ねてみました。
大分県にはこんな感じの石仏があちこちに点在しています。
国東半島なども石仏(磨崖仏)で有名で若い頃は自転車で磨崖仏めぐりをしたりしました。
下の写真は石の仏様たちがずっと見守り続けている景色です。
なかなか見られなくなった里山の風景です。
石仏を保護している時代は幸せです。この景色を保護しなければならない時代が来ては困ります。きっとそうならないように見守り続けてくれているのでしょうね。
どうも昔からこういうコツコツと地道な作業や信仰心に心惹かれるのは大分県人のDNAかもしれません。
なぜか信仰心の集まる場所に心惹かれます。
そういう意味では住宅も信仰心の集まりですね。
「家族が無事で健康でいられますように」
「いい暮らしが出来ますように」
「進学や就職がうまくいきますように」 などなど
気がついてなくてもすべての住宅からは46時中休むことなく祈りのエネルギーを発しています。
そんな住宅に心惹かれるんですね、住宅やご家族に関わりをもてる仕事をさせていただいて嬉しく思います。
最後に今回の里帰りで久しぶりに会った同級生から届いたお手紙の一文に・・
「吉良君と言えば仏様キャラのイメージがあります。
なぜか物静かに見えるのに人気があって敵ができないという・・
ありがた~い感じが今でも変わっていなくて 才能ですね」 とのお言葉が。
「仏様キャラ」?
こんなキャラは学生時代は抵抗がありそうですが(笑)
卒業してから27年もたった今の自分には背中を押して、肩をたたいて励ましてくれそうです。
これからはこの風変わりなキャラに磨きをかけてさらにものづくりに励んでいきますのでよろしくお願いします。