貴重な情報

 台風が通り過ぎ、快晴が続く、八ヶ岳の西麓・原村でM様のお宅の建て替え、解体工事が始まりました。

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既存建物の解体からの新築工事は、弊社では3棟目になりますが、解体工事で得られる情報は、私たちにとっては、普段は見ることができない、壁の中の状況、断熱仕様や施工状況、防水措置などと壁内の状態との関係など、得難い情報をたくさん見ることができます。

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基本的な建物の断熱仕様や施工方法のレベルは、今のほうが、上がっているのは、当然ですが、こうして解体から得られる尊い情報から、見逃しがちな細かな部分をつぶしていくと、さらに快適で長持ちする家が出来上がります。

それにしても、いつも解体時に思うのは、ちょっとした最後のひと手間をかけないことや、それに気が付かないことで、建物にダメージを与えることや、施工に関わらず、木材は黙って立派に自分の仕事をしてるなぁ、ということです。

そんな木材をみていますと、これは、やっぱり100年くらいは、住み続けようと思うだけの価値のある家を作らないといけないと感じます。

そのためにも、解体から得られる貴重な情報をいただいて、細かな不便さや不具合を、無くしていく必要があります。

というわけで、今日は、解体工事から得られる、貴重な情報のお話でした。

この場所に、新たに建ちあがるランタシードの建物も、この先に紹介させていただきますね。

それでは、また。