ログハウスの点検

 連休は、お天気に恵まれましたが、このところ、雨が多いですね。

今日は、ランタサルミログハウスの点検の様子を紹介させていただきます。

今回の点検は、北杜市のU様の6年目の点検になります。

 

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ログハウスは、経年による木材の乾燥・収縮でセトリングという現象がおこるため、あらかじめスクリューボルトで調整できるようになっています。

 

 

 

 

 

 

通常4~5年で落ち着きますが、今回は、外観目視で、窓の上のセトリング調整が必要だと思われたので、点検に入らせていただきました。

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南側の大きな開口部を支えるためのスクリュージャッキを調整します。

 

 

 

 

 

 

 

 

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窓上部の隙間は、セトリング対策用に設けてあり、通常は断熱材を入れて、取り外し可能なカバーボードを取りつけています。

 

 

 

 

 

 

 

セトリング調整にあわせて、床下の点検にも入らせていただきました。

U様のお宅は、基礎断熱がされているので、床下空間と居住空間が同一空間の扱いになっています。

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床下の状況です。

構造材及び合板は、6年経過しても、カビもなく、とても良い状況でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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写真がさかさまですが、床下地合板の裏側です。

ほとんど、6年前の施工時と変わらないですね。

 

 

 

 

 

 

 

基礎に換気口を設けないと、湿気がこもって、床構造が傷みやすいという方もいるようですが、6年経過して、この状態なので、換気口を設けて、湿った空気を床下へ入れるよりは、基礎断熱をして、床下を居室と同一空間として管理したほうが良いですね。

ちなみに、合板や構造材には、念のため、防蟻・防カビ材として、人体に害のないホウ酸を散布しています。

 

今回の点検では、24時間換気の、自然給気口も点検しました。

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空気のきれいな八ヶ岳ですが、フィルターは、土埃でしょうか、汚れていました。

 

 

 

 

 

 

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お掃除すると、きれいになります。

フィルターをきれいにして、いい空気を吸っていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

というわけで、今日は、北杜市のランタサルミログハウスU様のお宅の、6年目の点検状況を紹介させていただきました。

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ログハウスに、メンテナンスは、つきものなので、定期的にメンテナンスしながら、いつまでも、快適に使っていただければ、私たちも幸せです。