ウッドデッキの作り方

 こんにちは。

少し前に、フェイスブックページで紹介しておりました、白州町のN様のウッドデッキ改修工事が完了しましたので、ウッドデッキの作り方のコツを紹介させていただきます。

DIYで、ウッドデッキつくりに挑戦する際、参考にしていただければ、少しでも長持ちするかと思います。 

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今回は、手に入りやすいSPFの注入材を使用しました。

ウッドデッキ塗装の基本は、組み立て前の下塗りです。

 

 

 

 

 

下塗りすることで、組み立てた後からでは、刷毛が入らないところまで、先に塗ることができます。

結局傷みやすい部分は、木材と木材の重なり部分なので、ここは、ぜひ塗っておきたいですね。

次は、屋根からの雨落ち部分です。

屋根に雪が積もったりすると、とけるまでの間、ずっとデッキに雨が落ちて、デッキの寿命を短くしてしまいます。

このようなオープンなデッキの場合は、落ちた雨水をいかに素早く「排水」するかが、長持ちするデッキのポイントになります。

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今回は、屋根からの雨落ち部分にグレーチングを設置しました。

これで、雨水はスムーズに排水されます。

 

 

 

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また、スノコとスノコのつなぎ目部分も、少し隙間を開けてあげると、排水が良くなり長持ちします。 

 

 

 

 

 

次は土台を守るために、土台の上端にガルバニウム鋼板の板金カバーを設置します。

 

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土台が傷んでしまうと、後々の交換も大変なので、土台には、板金カバーをつけておきます。

 

 

 

 

 

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また、基礎コンクリートの上に直接木材をのせると、濡れた時に乾きづらいので、基礎パッキンを入れて、排水b1804136.jpgを良くします。

 

 

 

 

細かいところですが、根太の取り付け部分も、金物を使用して、木材と木材が、くっつかないようにすると、スムーズに水が流れてくれますね。

 

 

 

 

DIYでやっていると、木材と木材がぴったりくっついたほうが、良さそうに思えますが、雨にさらされる部分を作る場合は、少し隙間を開けて、降った雨がスムーズに排水されるように作ったほうが長持ちします。

あとは、防腐塗料の下塗り後も、切断面は、必ず塗装してから、取り付けるといいですね。

これからDIYの季節にもなりますので、参考にしていただき、長く楽しめるデッキづくりに挑戦してくださいね!

ちなみに、このブログを読んでいただき、「やっぱり頼んだほうがいいかな・・」と思われた場合は、お気軽にお声がけください(笑)

というわけで、ウッドデッキの作り方のお話でした。

いい季節になりますね!せっかくなので長く楽しめるモノづくりに挑戦してくださいね!