台風18号は、通り過ぎ、やっぱり今回も山梨には、大きな被害も無く、通り過ぎていきました。
稲が倒れることもなく、山梨は、いい季節に入っていきます。
一安心ではありますが、私の実家のある、大分県の南部・津久見市には大きな被害がありました。
台風による大雨で、車の屋根付近まで浸水被害があったということです。
昨日、送られてきた写真には、泥だらけの道路とゴミの山が写っています。
水位の高い時は、1.5mほどまでの水位だったそうです。
溜まった泥や、使えなくなった生活用品のゴミの山の処理は、まだこれからみたいですし、作業をしている人の足元はみな泥だらけです。
まだ、水位が高く、家族も近寄れなかったときに、2階に避難している、うちの母親を心配して、水の中を、何キロも歩いて食べ物と水を運んでくれた友達がいます。
水の引いた翌朝には、友達二人で、とりあえず、うちの前の道路の泥をかいて、歩けるようにしてくれたそうです。
山梨に来てから30年近く経ちますが、電話口で「どうにかしとくから、大丈夫だよ」と言ってくれる友達には、こみ上げてくるものがありますが、除泥作業中に電話したら、「作業の支障になるから切るよ~」と笑いながら、電話を切られました。
ありがたいとしか、言いようがありませんが、
泥だらけの写真を見て、たぶん30年でいちばん故郷に帰りたい気持ちです。
出来ることをやっていきたいと思います。