山梨では、大きな被害もなく台風も通り過ぎてくれましたが、雨は結構降りましたね。
今朝、森を散歩していますと、白州の川にしては珍しく白濁した水が激しく流れておりました。
橋の上から撮影していますが、いつもは透き通ったきれいな水が流れている川が、白濁して増水しています。
散歩コースでは、この川が一番大きく、その他には数本の小川があります。
数本の川の中で、一番大きいこの川だけが水量が増えて、白濁していましたが、その他の川は、いつも通りの水量のきれいな小川でした。
ちなみに、こちらは我が家の裏の小川ですが、散歩コースの小川と同じく、水量もさほど増えもせず、いつものきれいな水が流れております。
きっと、この小さな流れは、雨の水というよりは、地下からしみだすことで流れを作っているんでしょうね。
うちの裏の小川は、涸れも増えもせずに、一年間、安定して流れていきます。
この二つの流れを見ていますと、住処を選ぶ際に、地形を読む力って大切だな、と感じます。
どうして、基本的な地形の読み方を、学校で教えないのかと不思議に思いますね。
うちの建っているところは、縄文の住処があったようですが、縄文人は当たり前のように地形を読み、うちの裏の小川のそばを、集落に選んでいたということでしょう。
土地の開発者に、地形を読む能力が備わっていれば、防げる災害も多いかと思います。
ぜひ、夏休みのお子さんたちと、地形と住処についてのお話なんかをされてみてはいかがでしょうか。
子供の頃にアイデアを入れてあげて、自然に安全な住処を見つけて、暮らせるようになればいいですね。