木造住宅の耐震改修補助金について

市町村の行う住宅関連の補助金制度のご紹介で、今回は住宅の耐震改修の補助金についてのお話です。

地震に強い安全な町づくりを促進するため、木造個人住宅の耐震改修工事を実施する所有者に対して補助金を交付する制度です。

大まかな内容は昭和56年の6月以前に建てられた住宅で市が行う耐震診断において評点が一定基準以下であることを主な条件とし、耐震改修に要した金額の1/2かつ60万円を限度とする金額の補助を受け取ることが出来るという制度です。

たとえば耐震工事に150万円かかるとしますとその半分は75万円ですが、上限が60万円という規定があるので補助金は60万円ということになります。さらに高齢者家庭では耐震にかかる費用の2/3かつ80万円の補助を受けることが出来るそうです。

ひらたく言えば120万円の耐震工事が60万円で出来るということです。

結構大きい!

ですよね。  知らないのはもったいない金額です。

 

現在リフォームを計画されている方や「数年後には・・」と思ってる方はお住まいが補助金の対象にあたるかを調べてみると良いと思います。

 古くなった家のお風呂をユニットバスに変える時に耐震金物をつけたり筋交いを入れたりすることも多いでしょうし、瓦屋根を板金の屋根に変えるのも耐震性を増すということで診断によっては補助金の対象になるそうです。補助金を利用してリフォームと耐震補強を同時に行えばその後も安心して暮らせるでしょう。

まずは各市町村役場にお問い合わせをしていただければと思います。

 

耐震改修工事の補助金のお話でした。

これからも住宅に関わる補助金のご紹介をしていきますね。