ログハウスのメンテナンス

2月になりました。

今日は、ログハウスのメンテナンスのお話です。

1月に点検にお伺いした北杜市のN様のログハウスです。

完成から5年経過しましたが、きれいな状態です。

N様のお話を聞いていますと、ご自分で手の届く範囲を、こまめに掃除して、塗装してくださっているそうです。

そういえば、建築中の打ち合わせの中で、「完成したら、ログハウスを自分でメンテナンスすることを趣味の一つにしてみたい・・」とおっしゃっていたのを、思い出しました。

DIYって新しいものを作っていくことのようですが、こうして出来上がったものを、ご自分で手を加えながら、完成形に近づけていくのもいいですね。

刷毛に塗料を浸し、笑顔を重ねて、

住宅の本当の完成は、竣工よりも、もっと先にある気がします。

無垢の木の家を傷める2大要因は、日射と雨落ちです。

N様の「手の届く範囲をこまめに・・」というメンテナンス方法は、八ヶ岳の強い陽射しから木部を守ってくれますし、日本最古のログハウス、正倉院ばりのランタサルミの深い軒は、雨落ちを建物から出来るだけ遠くに落としてくれます。

30年後くらいに、私たちの工事期間が微力だったな~と思えるような、完成形を見てみたいですね。

という、プレッシャーをかけてみる(笑)

 

 

今日は、ログハウスのメンテナンスのお話でした。

それでは、また。