窓のおさまり(北欧住宅)

今日は、北欧住宅の窓のおさまり、についてのお話になります。

ランタサルミの北欧住宅のサッシは、ホワイトの木製サッシが標準ですが、ホワイト以外にも、お好みで選択が可能です。

国産のサッシが、おおむね5色くらいの選択肢だとすると、北欧サッシのカラーバリエーションは豊富です。

その豊富なカラーに加えて、窓廻りの仕様も変わってくるので、住まいの表情は多彩になります。

下の写真は、ホワイトのサッシ(工場塗装)にホワイトの額縁(現場塗装)の組合せです。

こちらの組合せは、白い部分の面積が多いので、明るい印象になります。

上の写真の外側のホワイト部分をクリア塗装にすると窓辺の表情は変わってきます。

下の写真はホワイトのサッシ(工場塗装)とクリア塗装の額縁(現場塗装)の組合せです。

木目が多く見えるので、温かい印象になります。

見比べると、同じホワイトのサッシがベースでもずいぶん表情が変わります。

加えて、外側の額縁を取り付けない仕様も可能です。

下の写真は、窓のまわりの額縁を取り付けない仕様です。

ちょっと、窓がスリムになって、壁からの出っ張りもなく、すっきりとした印象になります。

キッチンみたいなところには、良さそうです。

さらに下の写真は、ホワイトのサッシにホワイトの壁を合わせて、外側の額縁を外しています。

こちらは、ワークスペースを意識しましたが、壁面の情報量が少ないので、集中力が増すといいですね。

このような仕上方法の違いに加えて、窓自体の色は数十種類から選ぶことが出来ますので、数百とかのバリエーションになるかと思うと悩ましいですが、外の景色や室内のしつらえを含め、世界に一つだけの窓なので、悩みがいのある作業だと思います。

 

 

というわけで、今日は、いくつかの窓廻りのおさまりを紹介させていただきました。

新しく北欧住宅を作る方の参考になれば幸いです。

これからも、そこから見える景色も含めて、住まい手が穏やかな気持ちになれる窓辺を作っていきたいと思います。