白州の森も秋が深まってまいりました。
白州町や八ヶ岳に別荘を計画されるお客様ははじめ「冬は寒いからあまり使わないと思う・・」とおっしゃいますが使い始めて数年後には「冬がいいのよ」に変わっていきます。
夏の間は庭の草取りや屋外の作業になんとなく気ぜわしいのですが冬は外も寒いし作業も出来ないので快適な家の中で薪ストーブを焚きながら夏よりものんびりとすごすことが出来るようです。
今は そんな冬の手前の天国のような季節です。
我が家の天窓から眺める白州町の秋の空です。天窓の景色は四季の移り変わりと共に変わっていきます
最近、近所の電柱に出来ていたスズメバチの巣がなくなっていたので散歩の途中、電柱のそばの家の方に「スズメバチの巣を取ったんですね」とたずねたら「えーそんな近くにあったの!」と気がついていなかったようでした。
この電柱に夏から作っていた巣はなくなっていました。誰かが取っていったのだと思います。
その方から「あっちにもでかい巣があるんだよ」ときいて電柱から50mくらい離れたところに連れて行ってもらうとそちらにも立派な巣が出来ていました。
これはまた立派な巣ですね。さすがは森の中ですね、50mくらいの距離に二つもあったんですね。
電柱に作っていた頃のスズメバチの巣です。なかなかよく出来ていました。どちらも雨に濡れない場所を見つけて上手に作っています。こういう生き物たちの家作りは毎日毎日同じ作業の繰り返しでサボることも手を抜いたりすることもありません。途中で巣が壊されたらすぐに新たな巣作りが淡々と始まります。小さな体で運んだ木の葉や土をこの形まで仕上げる家作りへの変わらないエネルギーを見習いたいと思います。
そんなわけで生き物たちが活発に働いていた白州の森でも次第に秋が深まり、冬の間はしばらくお休みに入ります。(薪の間のカメムシなどはチョコチョコ出てきますが)
私も冬の間は「暖かい家の中で縄を編む暮らしにあこがれ・・」 なんてことはありません(笑)。
今週はランタサルミログハウスO様邸のコンテナがフィンランドから届き、コンテナ荷降ろしと組上げが始まります。
自然界の淡々と進む作業のごとき美しいログハウス作りを目指してまた新たな作業を進めたいと思いますのでお楽しみくださいね。