毎日、猛暑のニュースが続いておりましたが、白州では、少し涼しい週末を過ごしております。
今日は、前回のブログで紹介させていただいた、「Lightning」掲載のNK様邸の、この夏の温熱環境を紹介させていただきます。
(ちなみにこちらの建物のUa値は0.38w/㎡Kです。)
NK様邸、8月20日の13時ごろの温度計です。
1番上が外気温
2番目が基礎断熱された床下の温度
3番目が1階のリビング・ダイニング
4番目が2階のファミリースペース
となっております。
標高1000mの小淵沢の南側日陰で33℃は珍しく無くなってきましたが、基礎断熱された床下は、25℃と安定しています。
目指しているところは、この床下環境に1種換気を利用して、地階・1階・2階と温度差の少ない家づくりですが、この数字を見ると、ほぼ想定通りに機能しているのがわかります。
ちなみに、1階と2階はエアコンが1台動いていますので、空調されていますが、1・2階の温度差は少ないのがわかります。
今回は、真夏のデータですが、冬は東面に設けた大きな開口部から、太陽の熱を午前中に取り込んで一日中暖かく過ごしてもらう想定ですが、こちらも上手く働いてくれると一年を通して、ストレスなく過ごしていただけるかと思います。
今日は、NK様邸の真夏の温熱環境実測値を紹介させていただきました。
皆様の快適な住まいづくりの参考になれば、幸いです!
それでは、また。