こんにちは。
10月に入り、白州町で進行中のF様のお宅のリフォーム工事も順調に進んでおります。
こちらのお宅、新オーナーのF様が、築浅の建物を、今年の夏に手に入れられて、現在リフォーム中です。
2006年当時の新築図面を見せていただくと、なんと新築時に「美味しい庭 白州 ○○ 農園」というテーマが書かれています。
面白いですね。
家の外側のテーマを決めて、それに沿って家づくりが進められたのを感じます。
はじめて、うかがったときに、まず目に入ったのが、このトゲトゲの木。。
これは、九州だとカボスの木なんですが、スダチかな?
このトゲトゲを山梨で見るのは初めてで、懐かしさを感じました。。
お庭には、実のなる木がたくさん植えられて、広い畑エリアもあります。
北側の深い軒や、倉庫も「農園」というテーマに沿って、作られていますね。
築年数が20年以上だと、建物自体に価値は無くなるなんて話をよく耳にしますが、新築時につけられた、「おいしい庭」というテーマは、初代で着手され、受け継がれて価値を増していく・・そんな風にも見えてきます。
そんな建物に、手を加えて、さらに長く楽しんでいただければ嬉しいですね。
というわけで、今日は、この建物の本当の実りは、まだ先にありそうな、「テーマのある家」のお話でした。
それでは、また。