薪作り

薪ストーブの薪作りについてのお話です。

最近はオール電化などの影響もありまして家の中で炎を見ることも少なくなったのではないかと思いますが、切った木を割ってそれを燃やすことで暖房をする薪ストーブはなんともクラシックではありますがなかなか森での暮らしを楽しませてくれています。

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 薪ストーブをお持ちの方はそれぞれの楽しみ方をされているかと思いますが我が家ではいつも子供達の手をかりて薪作りをしてきました。

おかげで子供達は木の乾燥具合や割りやすさ、火のつけ方や火力の調節等昔ながらの技術をたくさん身につけました。

薪の調達はとても手がかかり、重労働です。子供達も自分達がいなければ薪の準備が出来ないのを知っていますからそれぞれの存在の重要性を知った上で手伝ってくれています。

今の世の中は便利にはなりましたが、昔は子供達も含めて家族全員がそれぞれ欠くことのできない重要な仕事を持って暮らしていたのでしょうし、それだけに家族の絆も強かったのだと思います。

学校では有能感を持っている子供はたくさんいると思いますが家族の中でそれを発揮するチャンスが少なくなったんだと思います。

 

薪割りの作業中、高3の息子から 「ロッド・スチュアートが聞きたくなった」 との驚きの提案にCDをかけてあげたらなんとも白州の森にぴったりとはまった幸せな時間でした。

 薪作りは大変な作業ですが暖房のスイッチを入れてそれぞれの部屋に行く生活ではなかなか味わうことの出来ない森の生活の贈り物をいただいたようです。

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