かねてより進捗状況でも紹介しておりました八ヶ岳高原大泉町のU様のランタサルミログハウスが3月31日に無事に完成・お引き渡しとなりました。
八ヶ岳の林の中に建つランタサルミログハウス「PUISTO」アレンジが完成しました。
写真の手前側には小川が流れる敷地に建っています。
ワンちゃんとの暮らしを考えて玄関・リビング・ダイニング・水廻りの床はタイルで仕上げられています。
リビングは吹き抜けの大空間で南側の大きな開口部とあわせて明るく開放的なデザインになっています。
小川のそばにあるダイニングスペースには白を基調にしたIKEAのキッチンを採用しました。
ダイニングから外に出ると明かり採りの屋根のあるテラスに出ます。
お引き渡しの日には薪ストーブの取り扱い説明と火入れも行いました。
やっぱり炎には不思議な力があるようです。
炎が入った瞬間に「現場」が「暮らし」に変わった気がしました。
U様のログハウスの快適さを支える「裏方」も紹介しますね。
まずは土壌蓄熱式暖房サーマスラブです。
地熱利用と土壌蓄熱という発想に深夜電力を利用してランニングコストをおさえた24時間全館暖房を可能にしてくれます。
冬場、どの部屋に行っても寒くない暖房は採用された方の満足度も高いです。
基礎工事では山梨で初めてのベタ基礎一体打ち、断熱型枠のタイトモールド工法を採用しました。
さらに強い基礎と断熱性を求めての採用です。
一体打ちにより基礎の打継からの雨水やシロアリの浸入も防ぐことができます。
基本構造はランタサルミのラミネートログ、構造材は100%フィンランドパイン材を使用しています。
構造上、必要な場所には木製のダボのほかに金属パイプなども使用して補強しています。
屋根の遮熱・断熱構造にもこだわりました。
190mmの垂木の中に170mm厚のウレタン吹付けとしました。
断熱性はもちろんですが、雨音などの遮音効果などにも優れています。
屋根の断熱にあわせて屋根面での遮熱・通気構造にもこだわりました。
屋根材と野地板の間で全面換気を可能にした通気メタルを採用しました。
これにより屋根の下地材の蒸れや腐れを防止することが出来、野地板の耐久性を上げたり、屋根材が熱くなった時に下地材がヒートブリッジになって室内側に伝わるのを防いでくれます。
裏方さんたちを紹介し始めるときりがなくなってしまいそうなのでこの辺でおしまいにします。
と、いうわけで見える部分はオーナーのU様のこだわり、見えない部分はBe-leafのこだわりがたっぷりと詰まったランタサルミログハウスが無事に完成しましたのでご報告させていただきます。
末永く、安心で安全・快適な空間として楽しんでいただければ幸いです。
また、今週末7日、8日には見学会もさせていただけることになりましたので、
春を迎える八ヶ岳でU様と作り上げたランタサルミログハウスの出来栄えを見ていただけると嬉しいです。
見学会については予約制となっていますが、詳細はこちらのブログで紹介しております。
また、完成写真はこちらでも紹介しております。
八ヶ岳でのランタサルミログハウス完成のお知らせでした。