今日の八ヶ岳は例年よりも少し暖かく感じられる雨が降っています。
カレンダーのお届けシリーズも5回目になりました。
いつものようにカレンダーの4月を紹介しますね。
北欧テイストのリビングルームです。
一度、この空間を体で感じると保温庫や保冷庫的な快適さでは満たされなくなってきます。
無垢の木や光、上質にデザインされたお部屋と家具や小物・・・
機械的な暖かさや涼しさ、大型TVが中心のリビングの先にある豊かさだと思います。
雨模様の今日はきれいなバラの花からご紹介です。
八ヶ岳高原、大泉町の園芸家、幡野バラ園さんへ。
幡野さんには年に5~6回でしょうか、家内や友達の誕生日・ホワイトデーのお返しなどでお花を頼みます。
北杜市でお花を探したことのある方ならわかると思いますが、なかなか新鮮なお花を探すのは難しいのです。
知り合いに数年前に紹介してもらって以来、お世話になっています。
鮮度が高くて香りも良く、お花も長持ちしてとても喜んでもらえます。
予算にあわせて花束でも準備してくれますし、発送できるように箱に入れて用意してくれたりもします。
いつも ワンちゃんが迎えてくれます。
上から読んでも下から読んでも「くんた君」。
カレンダーをお届けして立ち話をしていますと、「ゴミみたいな花ですけど・・」といつものぶっきらぼうな感じで新聞紙の花束を作ってくれました。
一般家庭ではこれはゴミとは呼びません(笑)
いつも ありがとうございます。
実は幡野さんもログハウスのオーナーさんです。
ぶっきらぼうさにはまると好きになる、ログハウスにお住いの園芸家、幡野さんでした。
これからもよろしくお願いします。
幡野バラ園 0551-46-2848 (出荷が中心なのでお花がそろわない時もあります)
つづきましては、いつも薪ストーブでお世話になっています大泉町のティンバーライフさんへ。
ショールームには常時20台近いストーブが展示してあり、特価品などもあります。
今日は珍しいストーブがあったので紹介しますね。
SCAN58-6CBです。
省スペースでモダンなデザインですね。
北欧仕様はリビングで出しゃばらずに美しいものが多いですね。
燃焼室は狭いですが、最近の住宅は気密性や断熱性が高いので炎を楽しむのが中心って感じでしょうか。
それでは、現在進行中の長坂と大泉のランタサルミでも薪ストーブでお世話になりますがよろしくお願いします。
カレンダーを少し置いてきたので早めにいくともらえると思います。
つづきましては、同じ八ヶ岳高原・大泉町の I 様のポストアンドビームです。
カナダからの輸入ログで2007年に完成後、玄関のひさしや、2010年には外壁の塗り替え工事をやらせていただいております。
昨年、再塗装をしたのできれいな状態です。
南側からは富士山がきれいに見える場所に建っています。
お話をしていますとご主人から凍結防止帯のサーモスタッドを交換したいとのご相談を受けました。
寒冷地では水道の配管の凍結防止のため配管にヒーター線を巻きます。
この電気代がばかにならず、配管経路によっては月に1万円近くかかる場合もあります。
電源にはサーモスタッドをはさみますので電源が入りっぱなしというわけではないのですが最近は節電仕様のサーモスタッドが出ています。
「 これを使いたい」ということで箱をもらってきました。
電気代90%カットって書いてますね。
生活の自衛、節電ですね。早速考えたいと思います。
少しお待ちください。
また、効果はご報告させていただきます。
つづきましては、長坂町のS様のお宅です。
2010年完成です。
完成から1年と少しでご夫妻の趣味のお庭がすごい。
実はS様のお宅を作らせていただくのはこれで2回目になります。
はじめは10年位前にここよりもう少し標高の高い大泉高原で、今回は長坂町で、ともに和風の平屋住宅を作らせていただきました。
一人のお客様の住まいに2度も関わらせていただけるのは建築に関わるものとしては嬉しいとしか言いようがありません。
住宅の選択に和風・洋風とありますがS様のお宅は和風住宅です。
S様は和風の趣を出しながら洋風の良いところを生かすのがとても上手だと思います。
洋風に作るメリットの一つはコスト面です。
和風は凝り始めるととてもお金がかかってしまいます。
もう一つは気密・断熱です。
あくまで個人的な感想(強調)ですが純和風の気密・断熱の発想は10年以上遅れていると感じます。
で、今回の計画は洋風のメリットを生かし、和風の弱点を克服した24時間全館暖房、バリアフリーの和風平屋住宅となったわけです。
S様曰く「究極の老人住宅」(笑)
コストをおさえてしっかりと和風の外観を作り、純和風のお部屋はありますが畳の部屋はありません。
その辺がとっても上手なのです。
24時間暖房に採用したのは土壌蓄熱式暖房「サーマスラブ」です。
深夜の5時間の通電で地面にもともとある地熱を利用して24時間全館暖房を可能にします。
基礎の中にヒーターパネルを敷きこみます。
平屋住宅で床もバリアフリー、室内に温度差の無い住まいが出来上がります。
しかも地熱と蓄熱体を利用して5時間の通電で24時間暖房なのでランニングコストをおさえることができます。
また、S様の見つけた雨戸もとても良かったのでご紹介します。
採光・通風雨戸です。
八ヶ岳の長い西日を遮り、夜間でも安心して窓を開けて風を通すことが出来ます。
夏場の地熱利用にあわせて省エネルギーにつながります。
こちらは雨戸だけの交換も可能です。
こんな感じで私も仕事をさせていただきながらいろいろと学ばせていただいております。
2度あることは・・・3回目はもっといいものを作ります(笑)
今後とも末永くお付き合いください。よろしくお願いします。
というわけでカレンダーのお届けシリーズ、今回はこの辺で失礼します。
明日は晴れるといいですね。
やっぱりゴミとは言えません。。