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建築予定地に敷地境界と配置確認のための地縄をはりました。
2009.10.10
スェーデン式サウンディング方式で地盤の調査を行いました。
晴天に恵まれて地鎮祭を行いました。
基礎の丁張りが出来上がりました。
基礎の掘削を始める前に根っこや雑草などの多い表土は漉き取ります。
掘削が終わりました。基礎底をしっかりとプレート転圧をかけて砕石を敷き込みます。
基礎の断面計画です。地盤調査データと凍結深度を考慮して断面図を作ります。
砕石を敷き、プレート転圧で締め固めます。
ステコン50mmの打設状況です。
ベース幅は600mmで型枠を作ります。
ベースコンクリートの厚みは150mmで打設します。
配筋はベースの中心と立ち上がりの最上部を主筋とし、D13(JIS)を使用します。
主筋以外はD10(JIS)を使用します。
縦筋と横筋は共に200mmピッチで配筋します。
重ね継ぎ手の確認をします。鉄筋のつなぎ部分はD13 420mm以上、D10 400mm以上の重なりをとります。
出隅補強の確認をします。出隅部分の横筋D10はそれぞれ300mm以上の折り返しをして400mm以上の継ぎ手長さを確保します。
T字コーナーの補強筋を確認します。横筋D10の折り曲げ補強400mm以上の長さを確保し、コーナー部には立て筋D13を追加しました。
開口部の補強筋を確認します。W500H500の開口部を作ります。
かぶり厚の確認をします。ベース配筋の両サイドのコンクリートかぶり厚60mmを確保します。ベースコンクリートは鉄筋の錆防止のため60mm以上コンクリートに呑み込まれる必要があります。
基礎底のかぶり厚を確認します。ベース筋の底に60mmのスペーサーを設置して鉄筋のコンクリートかぶり厚を確保します。この数値が足りないと鉄筋が錆びてくる可能性があります。
ベース主筋の定着長さを確認します。ベース主筋D13のコーナーは520mm以上の折り曲げ長さを確保します
ベースコンクリートの主筋D13のT字コーナー部分の定着長さを確認します。520mm以上折り曲げの長さをとります。
ベランダ独立基礎は地中でベースをつなげています。
ベランダ独立基礎の配筋状況です。ベース幅500mmでD10を200ピッチで配筋しています。
独立基礎の配筋状況です。
JIOによる配筋検査を受けました。
ベースコンクリートの受け入れ伝票です。コンクリート呼び強度24、スランプ18で打設します。
コンクリートの受け入れ時検査の様子です。スランプ値を現場確認します。
ベースコンクリートの打設状況です。バイブレーターを使いながらジャンカ(巣穴)が出来ないように施工します。
型枠工事が始まりました。配筋の通りもまっすぐに通っています。
配管用の貫通穴を作る際の鉄筋の補強状況です。カットした横筋の補強と貫通部に補強筋を入れています。
基礎の幅150mmを確認します。
アンカーボルトはZのM12ボルトを使用しています。
アンカーからアンカーの距離は2m以内にセットします。
アンカーボルトの呑み込み深さを確認します。
立ち上がりコンクリートの受け入れ伝票です。コンクリート呼び強度24、スランプ18で打設します。
コンクリートの受け入れ時にはスランプ試験を行います。
コンクリート打設状況です。バイブレータを使用しながらコンクリートがきちんと鉄筋にまわるように施工します。
コンクリートは打設後、養生をして湿潤に保ちます。強いコンクリートを作るためには養生期間が大切になります。
埋め戻し後、プレートで転圧をかけます。
埋め戻し後150mm厚の砕石をしいてプレートで転圧します。
防湿シートを敷いてワイヤーメッシュ並べたら防湿コンクリートを打設します。
防湿コンクリート打設後金コテで押さえます。
土間コンクリートに散水養生をします。コンクリートは打設後数日間は湿潤に保つ必要があります。
基礎工事が完了しました。
ログ材がフィンランドから届きました。
ログの組上げが始まります。まずはログ材に防蟻剤を塗布しています。
防蟻剤にはホウ酸を使用しています。ホウ酸は持続性が永く人体への影響が少ないのが特徴の防蟻剤です。
土台にプラ束を固定して床の水平を確認します。土台は耐久性の高いヒバの120角を使用しています。
土台のレベルを確認したら接着剤をつけてコンクリートボンドで固定します。
プラ束とコンクリートの接着に使用した接着剤です。
ハーフログをセットします。通気と防腐を考慮して基礎パッキンを使用します。
シルログをアンカーボルトに固定します。ハーフログは次のラウンドでアンカーボルトに固定します。ログ材に座彫りをする必要の無いナットを使用して締め付けます。
ハーフログとシルログには土台水切りを差し込むためのスリットを入れます。
ここまで組んだら床組みを先行して足場を良くします。
ログ材は114mm*180mmのラミネートログを使用します。その他の構造部材を含めて基本的には100%フィンランドパインを使用しています。
3段程度組み上げたら床組の準備をします。ホウ酸を散布して防蟻処理をしています。
組上げ作業中も上履きを使用して作業するので室内はきれいです。
1階の根太組作業です。目違いを取って不陸調整を行っています。
1段ごとに組み上げてはダボ栓を入れていきます。
ダボ栓です。白樺の木を使用したとても硬い栓を使用しています。
ログ材に使用する断熱材とログ材の接合部に使用する金物です。金物の取り付け後に断熱材を巻き込みます。
グルーブに使用する気密・断熱材です。
ノッチ部分に使用する断熱材です。
ログ材に根太掛けを打って根太を固定していきます。
ロフトの根太が組みあがりました。
ログが組みあがったら最上段から通しボルトを通します。
通しボルトを貫通させたらナットを締めます。
ランタサルミ独特のログ壁の弱い部分に入れる補強パイプです。通しボルトと補強パイプを兼用して使用する場所もあります。
ログ壁が組みあがりました。
妻壁のフレームを作っています。
妻壁のフレーミングに使用した90mmのツーバイフォー用の釘です。
妻壁のフレーム作りに使用したツーバイフォー用の75mmの釘です
妻壁パネルと屋根下地合板には50mmのN釘(太め釘)を使用しています。
妻壁パネルと屋根の下地用合板には木曽のヒノキを使用したヒノキ合板(F☆☆☆☆)を使いました。
壁パネルが立ち上がり、垂木がかかりました。
妻壁パネルの固定は最終ラウンドのログ材からアンカーボルトを出してパネルと繋ぎます。
垂木は大型のL金物で固定します。屋根の傾斜が急勾配の場合はログ材の上に垂木を固定するための下地を打ちます。
垂木と垂木を合板を使用して固定します。
軒先にあたる部分の垂木の頂上は空気が動くように先端をカットしています。
垂木がすべて出来上がり、雨養生をしています。
野地板の釘ピッチは150mm以内で打ちます。
屋根工事が始まります。防水紙を貼る前に軒先水切りを取り付けます。
ルーフィングを貼ります。天窓の周りは特に注意して施工します。
ガルバニウム鋼板を使用して屋根を葺きます。
天窓部分は雪が溜まると室内で結露を起こす可能性があるので雪が溜まらない様にスロープ状に作ります。
屋根の頂上部分は軒裏から吸気した空気を吐き出すように穴を開けます。垂木内での壁内結露を防止するためです。
棟換気を取り付けました。
明かり採りには耐候性のポリカーボネイドを使用します。ポリカは伸縮が大きいので隙間をあけて伸縮に追従できるように施工します。
隙間にポリカシールを充填して上からアルミのフラットバーで押さえます。
ポリカの伸縮に追従するポリカシールです。
水切りとポリカの取り合い部分です。
フラットバーで押さえて明り採りの完成です。
外壁の塗装が始まりました。
外壁の2回目の塗装をしています。
外壁に使用したサシュコのキャプチャ(ドリフトウッド)です。キャプチャ2回塗りで着色した上に撥水性と耐候性のあるトップコートで仕上げるので合計3回の工程で仕上げます。
作業前に塗料を十分にかき混ぜて使用します。
破風板を塗装しています。
破風板に使用したティックリラ2661(右)とヤニ止め用の下塗り材(左)です。
破風板は2回塗りで仕上げます。
外部ケーシングと外壁のサイディングなどの後から取り付ける部材は塗り残しが出来ないように作業場で4面下塗りを行います。
外部ケーシングの下塗りをしています。
妻壁に使用する板も取り付け前に下塗りを行います。
軒裏の先端に屋根の換気部材を取り付けます。屋根の換気をすることで垂木内での壁内結露を防止してくれます。
軒裏換気に使用した部材です。
窓を取り付けたら窓の周りに両面テープを貼り、その上から防水紙を貼ります。
防水紙のつなぎ目は気密テープを貼ります。
使用した気密テープです。
妻壁に使用した防水紙です。外側からの雨風は防ぎ内側の湿気は外に出す機能を持った防水紙です。
防水紙を貼った後に防水テープで窓周りを押さえます。
妻壁防水紙と外壁の通気層確保のための横どうぶち施工状況です。
外壁に虫除けの通気部材を取り付けます。
妻壁に使用した外通気用防虫網です。
妻壁の板を貼っています。
板を貼ったらケーシングを取り付け、周囲をコーキングします。
妻壁の板の通気層に防虫網を施工しています。
窓の取り付け前にキーウエイに防水テープを巻き込み、断熱材を入れます。
窓の下側のログの上にも防水テープを貼り、断熱材を敷き込みます。
セトリング対応をしたTバーを取り付けます。
気密性と断熱性・遮音性の高い木製ペアガラスサッシを使用します。このサッシは内開きと内倒しの二つの開き方をします。
内倒しの状態です。不在時にも換気できるので風通しがよく快適です。
サッシの取り付け後、キーウエイから巻き込んだ防水テープの上にさらに防水テープを貼り、サッシ廻りの防水性を確保します。
窓周りに防水テープを貼って外部ケーシングを取り付けます。
外部ケーシングを取り付けます。
軒裏の2回塗りをしています。
ログ壁にトップコートを塗っています。
外部ケーシングにトップコートを塗っています。
軒裏にトップコートを塗っています。
トップコートのカスケードです。キャプチャで着色後、撥水性と耐候性のあるカスケードで仕上げます。カスケードは透明で再塗装時はカスケードのみでよいので塗り替えても外壁の色が変わらないのが特徴です。
外壁の塗装工事が終わりました。
接着剤をつけながらロフトの床下地合板を施工しています。
床下地合板の留め付けに使用した接着剤(F☆☆☆☆)です。
床下地合板の釘ピッチは150mm以内で打ちます。
15mmの床下地用合板に使用した65mmのツーバイフォー用の釘です。
床下地に使用した合板です。15mmのサネ付の合板(F☆☆☆☆)を使用しました。
床下の断熱材の施工状況です。32kの板状のグラスウールに16Kのグラスウールを重ねて入れています。
床下地合板を貼る前に接着剤をつけています。
垂木内に通気層を確保するために野地板の裏側に桟木を打ちます。
屋根面の通気と断熱の施工状況です。垂木内での壁内結露を防ぐために断熱層の上に通気層を作っています。
天井の断熱施工状況です。32Kの板状の断熱材に16Kのグラスウールを重ねて入れます。
壁と天井の断熱材の施工が終わりました。
床と天井に使用した断熱材(F☆☆☆☆)です。
JIOの中間検査が行われました。主に構造躯体と防水について検査を受けます。
ロフトの天井板を貼っています。
ロフトの間仕切りが出来上がりました。
ロフトの間仕切りにログパネルが貼られました。
浴室間仕切りの施工状況です。浴室はログ壁を間仕切壁で覆います。
無垢の床板は現場慣らしのために梱包を開けてすぐに貼らずに現場で桟積みにして乾かします。
鉋を使って面取りをします。
釘を打ってさらに釘締めで留めつけます。
床貼りに使用したスクリュー釘の75mmです。
床下点検口を設けます。
間仕切壁の上に梁の力を受けるスクリュージャッキを入れています。
ログパネルが貼られ間仕切りが出来上がってきました。
巾木の目違い部分をペーパーで仕上げています。
階段や手摺の施工状況です。
建具の取り付けが終わりました。
ウッドデッキの組み立て前に根太とスノコの下塗りをします。
基礎にウッドデッキの根太掛けを取り付けます。
ウッドデッキの組み立て前に土台水切りの上端にコーキングをしておきます。
独立基礎の上に土台が直接載らないように基礎パッキンを下に敷きます。
土台の重なり部分もしっかりと塗装してから組み立てます。
下塗りが終わったら組み立てを始めます。
塗り残しが出来ないように切断面のつなぎ目部分も塗装します。
デッキの床板を留め付けたら表面を2回塗りします。
ポーチ柱にヤニ止めを塗装しています。
ポーチ柱の塗装も終わり、ウッドデッキの完成です。
窓のケーシングは外部と同じサシュコのセコイアを塗ります。
室内のログ壁も塗装します。
室内の壁はVATON(自然塗料)の白で仕上げました。
床の塗装工事の様子です。3回塗りで仕上げます。
乾燥したらペーパーをあてて下地を作ります。3回塗りで仕上げます。
床の塗装に使用した塗料です。水性のウレタン塗料(F☆☆☆☆)を使用しました。
玄関のタイルを貼っています。
玄関タイルが貼られました。
サッシ廻りのコーキング処理をしています。
使用したコーキング材とプライマーです。
完成引渡し前の最後の仕上げです。
すべての工事が無事に完了しました。「里山の景観にとけこむログハウス」というオーナーの夢が現実になりました。
リビングからダイニングを眺めます。室内のログ壁を白く塗装をしたのと内部ケーシングの塗装で明るいイメージに仕上がりました。間取りとしては31坪の床面積に3つのベッドルームとリビングとダイニングがすっきりとおさまっています。
リビングは大きな吹き抜けになっていますが外壁と木製ペアガラスサッシの気密・断熱性が高いので四季を通してエネルギー消費の少ない快適な住宅です。
ロフトです。標準仕様よりもログを2段分積み増しているのでその分天井が高くなっています。窓からは里山の景色と甲斐駒ケ岳、天窓からは八ヶ岳を眺めることもできます。都会でキャリアを持って働くオーナーにとって週末を過ごす癒しの空間になりました。
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