2021年もお世話になりました。

 2021年も、今日で終わりです。

今年も一年、お世話になりました。

おかげさまで、1年間で4棟のお引き渡しが出来ました。

振り返ってみますと、2021年の前半と後半で、住宅建築をとりまく環境が一変した年でした。

コロナ、ウッドショック、半導体不足による欠品・・に加え、建築業界には慢性的な人手不足の問題を抱えています。

この先、今までのように新築住宅を建てるのは、難しくなるかな・・と思ったりもしますが、自動車販売も新車の入手が難しくなって、中古市場が活性化しているようですね。

コロナ過での制限された生活が、「思ったより悪くないな」、と感じられるように、住宅取得がさらに難しくなることも、建てた家を長持ちさせる方向にシフトさせ、住宅の資産価値が上がっていくようになるかもしれませんね。

私事になりますが、2年ほど前に息子の家族の家を建築する際、息子たちの仮住まいに空き家になっていたご先祖様の家を使わせてもらっていました。

「夏は暑い、冬はめちゃくちゃ寒い、燃費悪い・・等々」の悲鳴が聞こえる一方で、傍で眺める私から見ると、この子たちが、何か目には見えないものに守られているのが感じられました。

誰からも使われなくなった住まいを、子・孫が入って使ってくれているのを、目を細めて喜んでくれる誰かに守られていたのかもしれません。

多分、自分が建てた家を、後世の誰かの家族が使ってくれると私も同じくらいに嬉しいと思います。

コロナもCo2の排出削減に貢献した一面もあるようですが、今回の住宅関連の外圧は日本の空き家問題解決にも貢献する可能性もありますね。

 

などと妄想しつつ、今年も間もなく終わりになります。

今年は一年間、ブログも書けないままに、終わってしまいましたが、おかげさまで、無事に終えることが出来ました。

どうか、皆様も良い年をお迎えください。