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有限会社Be-Leaf
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ブログ 2014年1月アーカイブ

違い

前回のブログでも紹介させていただいた、韮崎市のランタサルミログハウス U様のお宅の室内環境のデータを見ていると、ログハウスの断熱効果や調湿効果、また一度温まると冷めにくい蓄熱効果など、木の家の持つ性能が充分に発揮されていることがわかります。

この冬のデータですが、24時間、20℃以下はほとんど見られず、1月になって外気温は下がっていますが、暖房の設定温度を落として使用されているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

湿度も安定しています。

 

外の湿度を示す、赤いラインの上下動に比べて安定しています。

湿度が安定している家は、暮らしやすいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ログハウスは寒い」 と言われることがありますが、このデータからは、ログハウスは保温と調湿に優れた暖かい家だと断言できます。

違いはどこにあるのでしょうか?

また、最近、「外観は似ているけどランタサルミのログハウスはどこが違うの?」と聞かれることが多いのですが、こちらの違いは?

というわけで、今回は、その大きな違いの中の3つ、基礎・ログの加工・2階の作り方についてお話をさせていただきますが、どうして、その違いが分かりにくいかと言いますと、その3つとも完成後は隠れてしまうからなんですね。

 

 

それでは、まず基礎工事から

U様のお宅の基礎は、基礎の外側で断熱をする基礎断熱を採用しています。

 

こちらでは、一体打ちのベタ基礎を基礎の内外で断熱しています。

こうすることで、地面にもともとある、地中熱を利用することができ、韮崎市だと真冬でも床下は10℃から下がることはありません。

真冬の床下に10℃の無料熱源があるのと同じことですから、蓄熱効果はさらに高まることになります。

 

 

基礎工事に関して、蓄熱効果は高いですが、完成後は、他の住宅との違いはわかりません。

 

 

 

 

次は、ログハウスの主要構造でもあるログ材の加工について。

ランタサルミのログの組上げ風景ですが、ログ材の上の部分に2本の気密パッキンを貼っています。

また、ログの交差部は右側だけ欠きこみが深くなっているのも見えますね。

この二つの加工で、ログハウスの弱点でもあった、気密性や水密性を向上させています。

 

こちらのログの加工に関しても、組み上がってしまえば、どのメーカーでも同じに見えますが、ここの出来が良いので、木材の断熱・調湿・蓄熱効果で上記データのような結果を得ることができます。

 

 

 

 

 

 

続きましては、2階の作り方について。

ランタサルミログハウスでは、ほとんどのプランで2階はツーバイ工法で作っています。

 

ログハウスですが、ログの組上げは1階の壁までとして、2階部分は気密・断熱をとりやすいツーバイ工法を採用しています。

いわゆる、壁のすべてをログで組上げる総ログではありません。

 

 

 

 

 

1階部分のログ部材の加工精度に加えて、2階から上では、断熱・気密をしっかり確保します。

 

壁は100mm、天井は175mmのウレタン吹付け断熱を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、断熱材の上から気密シートを貼り、気密テープでおさえていきます。

 

天井が貼られて、壁が仕上がると、違いはわからなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭のデータが示す、蓄熱と調湿性能がうまく発揮できるのはこの、ログとツーバイの持つ特性の組み合わせによるものだと思われます。

 

ちなみに、U様のお宅は築15年の住まいを解体して、こちらのログハウスを建てられました。

前の家の解体工事もさせていただきましたが、解体時に見えていた壁の中はこんな状況でした。

アルミサッシの開口部にグラスウールの断熱材です。

断熱材の厚み、隙間もですが、窓の左側には断熱材が入っていませんね。

 

窓からは同じ林が見えていますが、日常感じる休息感は全く違うのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じく2階の作り方ですが、屋根面での通気も屋根材直下で全面換気が出来る構造になっています。

屋根面は直射日光を受けるため、主要構造部分である、合板が蒸れたり腐ったりするのを防いでくれます。

 

こちらも、屋根材が仕上がってしまえば見えなくなる部分です。

 

 

 

 

 

というわけで、U様にいただいた、この冬の室内環境のデータから、どうしたら、木材の持つ性能をこんなに生かせるのかを、基礎・ログの加工・2階の作り方の3つに分けて紹介させていただきました。

 

 

目に見える部分でも、庇をたっぷりかけて、木を守り、休息感を味わっていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

長々と完成後には見えない部分のお話にお付き合いいただきましたが、ランタサルミの一番の違いは、見えるところも、見えないところも、快適さを求めて新しいことに挑戦し続けることだと思っています。

今回ご紹介した3つの違いは隠れて見えなくなってしまいますが、「ランタサルミはチャレンジ精神が違う」と言っていただけるように、そこは丸見え! でいきたいと思います!!

加えて、その違いが、ランタオーナー様の安心感や休息感につながりますように!


一年点検と「リカス・アイカ」

先週末は韮崎市のランタサルミログハウスU様のお宅の一年点検に行ってきました。

U様のお宅はバーチャルツアーでもお世話になってる、「ラシア」という45坪を越えるログハウスです。

 

 

 

 

ログハウスの一年点検では、ログハウス独特のセトリングという、ログ材の収縮によるボルトの緩みなどを調整したり、ドア・窓のたてつけ、床下の配管の点検やカビや虫が発生していないか、などの点検を行います。

ログ壁全体を貫通している通しボルトの締め付けを行うと、一年でどのくらいセトリングしたかがわかります。

20mm位ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

全体的には、ランタサルミは材料も良質で、施工もしっかりできていますので、ログハウス特有のくるいは少ないですが、3年目くらいまでは、こまめに見ておくと、気持ちよく暮らしていただけるかと思います。

建物を、こまめに見させていただくのに重宝しているのが、こちらの「リカス・アイカ」です。

 ランタサルミ通信「リカス・アイカ」です。

2か月おきの発行で、フィンランド情報や施工例に加えて、全国の販売店情報などを紹介しています。

ちなみに「リカス・アイカ」はフィンランド語で豊かな時間という意味です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うちは、施工エリアが広くないので、OBオーナー様のところへは、リカス・アイカは手配りでお届けしております。

その都度、様子も見れますし、お話も聞くことができるので、とても便利に使わせてもらっています。

使用感など、その時の住み心地を直接聞けることや、実際に四季を通しての住み心地の良しあしを体感することが出来ることも、とても参考になっています。

今回の点検でも、U様のお宅の一年間の電気代を計算していただいたのですが、46坪、5人家族の暖房費を含めたオール電化の電気代が年間16万9千円ということでした。  

ご主人曰く、「うちはあまり節電してませんよ」 とのことですが、安いですね。 

薪ストーブの薪代は別ですが、この大空間の暖房高熱費としては 安いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、電気代が安いからと言って、住み心地が悪ければ、豊かな時間は味わえません。

以前のブログでも紹介した、U様のお宅に設置している家庭用アメダスのデータを見せていただきました。

下の写真は、昨年の10月末から今年の1月20日までの外気温と室温の変化のグラフです。

 

赤が外気温で緑が室温です。

外気温の変化に比べて、室温が、20~25℃で安定しているのがわかります。

緑の室温が下がっている場所は、お正月休みで家に誰もいない時ということでした。それでも16℃はあります。ちなみに、サーマスラブの設定温度は12月は30℃で1月からは27℃に下げたということです。

 

 

一般的な住宅でしたら、緑の室温は5℃~25℃くらいの大きなジグザグで、部屋間による温度差も大きいと思います。

「前に住んでいた家は、どんなにファンヒーターを焚いても18℃以上にはならなかったけど、この家は油断してると30℃くらいまで上がっちゃいますね」とご主人。

全体としては、室温が少し高いような気もしますが、薪ストーブを焚くとどうしても、室温は上下します。

全館18~20℃設定あたりがおすすめかとは思いましたが、薪ストーブは楽しみでしょうから、少し高めのご様子でした。

いずれにしても、建物の性能と暖房の組み合わせに余裕があると、ご家族のお好みの温度設定で安定した暮らしが出来ることもわかってきます。

それにしても、在宅時には24時間、ほとんど20℃以下にならない家の光熱費としては安いですね。

 

湿度のほうも安定しています。

下のグラフは、赤が外、緑が室内の湿度を表しています。 

 

 

 

こちらは、ログハウスの特徴である、調湿効果が良くわかるグラフですね。ほとんど外の湿度変化の影響を受けていないように見えます。

 

 

 

 

 

 

 

薪ストーブの頻度が上がるにつれて湿度は下がっていきますが、それでも40%くらいはありそうです。

1年を通して快適な住環境を作るには、温度も大切ですが、湿度も見逃せないところです。

 

ちなみに、我が家は薪ストーブが主暖房ですが、寒さを感じないようにするには、下の写真のように室温23℃湿度23%って感じになってしまいます。

室温を保とうとすると、湿度がどうしても低くなります。

 

 薪ストーブが主暖房だとどうしてもこんな感じになります。

それでも、足元や北側の水廻りなどは、やはり寒いですし、火が消えると朝方は10℃くらいまで下がります。

また、湿度が低いので、室温が下がると体感的には寒さを感じます。

 

 

 

よく、「ログハウスは寒い」 というお話を聞くことがありますが、ログハウスはシェルの加工や施工方法でここまで保温性能を発揮することができますし、ログが寒いのは、加工は別としても、主暖房と湿度の関係もあるかと思います。

 

 

 というわけで、長くなりましたが、1年点検と「リカス・アイカ」に交えて、室内環境のお話でした。

オーナー様からいただく貴重なデータのおかげで、次第に私達の目指す「豊かな時間」が具体的な数字で見えるようになりました。

せっかくだから、格好良くて、住み心地の良い住まいに2ヶ月に一度訪ねられるように、工夫を重ねていきたいと思います。

 

最後になりましたが、訪問時には、いつもお茶などお誘いくださり、ありがとうございます。

すぐに上がってしまうので、お気遣い無くお願いします(笑) 

それでは、皆様、 豊かな時間を!!

 


進行中の軽井沢ニューモデルハウス

先週末は、お客様との打ち合わせを兼ねて、現在進行中のランタサルミ軽井沢ニューモデルハウスを見学してきましたので、少しだけ紹介しますね。

写真では、表現しにくいですが、まあ、びっくりするほど大きいです。

2階はログ積みせずに、フレームで組んで、外通気を行う、施工方法は同じです

 

が・・・大きいです。

 

 

 

 

 

 

 

大きさは建物ばかりでなく、ログサイズも・・

 

6ピースのマルチラミネート材です。

平行に2列並んだサネ加工に気密パッキンを貼りつける加工は同じです

が・・・太いです。

 

 

 

 

 

 

さらにロフトも大きいです。

 

2階をログ積みしないランタサルミは、気密・断熱にこだわります。

こちらのモデルハウスはロックウールの吹き込み断熱を施工中でした。

 

 

 

 

 

そして、トリプルガラスの木製サッシは・・

 

新採用のトリプルガラスの木製サッシは1台250kgと書かれてました。

サッシ1台250kgって・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、いうことで、進行中の軽井沢ニューモデルハウスを少しだけ紹介させていただきました。

ログシェルの加工や断熱・気密など、住み心地にこだわるランタサルミの施工方法は共通ですが、サイズの大きさには驚かされます。

サイズ感の違いが住み心地にどのくらい影響するのか?完成が楽しみです。

 

なにはともあれ 「百聞は一見にしかず」  ということで、ご予約いただければ、随時見学も可能です。

関心のある方は、ご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

それでは、また。

 


きれいな景色

毎日寒いですね。

事務所の前の夕暮れがきれいだったので写真を撮りました。

 

 

夕陽が、秩父の山の端を照らし、空には月が昇っています。

空気はキンキンに冷えてます~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日見ていますが、きれいな景色です。

もしも、こんな場所に家をつくるなら、せっかくだからこの美しさを保ちたい。。

と、思えるのも毎日こんな景色を見て、楽しんでいるからでしょうね。

同じ日に、昨年末に完成した、原村のM様のお宅を訪ねました。

白州の事務所から、車で30分くらいの距離ですが、なかなかの別世界ですね。

豊かな森に建つシンプルなログハウスです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せっかく自然環境の美しい地域でこの仕事をさせてもらっていますので、

その美しさを保てるように、心がけていきたいと思います。

 

 


明けましておめでとうございます!

新年明けまして、おめでとうございます。

今年は、お天気にも暦にも恵まれて、ゆっくりとお正月休みを楽しまれた方も多いのではないでしょうか。

おかげさまで、私も、家族でゆっくりと過ごすことができました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年もいよいよスタートです!

今年も、良質さや高断熱・高性能にこだわって、住宅をつくっていきますが、

年を重ねるごとに、その結果が、実際の住み心地や数字で見えてくるようになりました。

昨年は、ログハウスでも太陽光発電の設置で光熱費ゼロが可能であることが実績の数字で確認することができましたし、一年を通して室内環境の変化が少なくすごせることも、オーナー様から好評をいただいております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光熱費の安さや、居心地の良さ、冬季の水抜き不要・・・

などの声は、時間とともにオーナー様や、そこを訪ねて体感された方々からも聞こえてくるようになりました。

同じような一年の繰り返しに見えますが、 おかげさまで、その繰り返しの答えが、うれしい声になって帰ってくるようなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2014年!

子供の頃に夢見た未来に、木の家に暮らすことで得られる休息感や楽しさが、

たくさんの人々へ広がっていきますように。

変わらぬ努力を続けて参りますので、本年もよろしくお願いいたします。

 

有限会社 Be-Leaf 吉良 伸一

 


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