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ブログ 2009年2月アーカイブ

外断熱は寒い!?

住宅の断熱方法には大きく分けて2種類あります。

内断熱と外断熱という言葉で分けられていますが壁の中に断熱材を入れるのが内断熱工法で壁の外側で外壁をスッポリ断熱材で覆うのが外断熱工法です。

ちなみに弊社では内断熱工法を選択しています。

TV等でも宣伝され、外断熱のメリットがもてはやされるなか急速に広まった感じはありますが最近ユーザー様の声として「うちは外断熱にしたんだけど家がなかなか温まらない」という声を耳にします。

そう言われるユーザー様の住宅の特徴は

・外断熱工法で施工

・別荘として週末のみ使用

・主な暖房機は室内にある対流型の(FFヒーター、ファンヒーター、エアコンなど)暖房機  

というのが特徴です。

 

実はこの条件にあてはまる家が温まりにくいのは当然といえば当然なのです。

その理由のひとつは別荘では普段生活していないので不在時には室温が下がってしまいます。

外断熱は構造上クーラーボックスと同じ構造なので冷たいものは冷たく保つ性能を持っているため不在期間の長いお宅で一度温度が下がってしまうとなかなか温まらないのです。

また、外断熱工法では壁の中が空洞になっているため室内だけ暖めれば良い内断熱工法と比べて暖房容積が大きくなるので家が温まるまでに時間がかかってしまいます。

このような状況は対流型の暖房機で顕著におこります。

たとえば床暖房が入っていれば寒さはそれほど感じないでしょう。

おそらく「寒い」と感じている方は週末に冷えきった室内に入り、土曜日と日曜日に暖房機を使用してそろそろ温まったかな・・と思うころに東京へ帰る。

という感じなのではないでしょうか?

逆に常に生活して暖房している場合には壁体内も暖まり輻射熱で快適に生活できると思います。

 

つまり今回のお話は断熱方法の優劣のお話ではなく 

建築地の環境や使い方を考えて断熱方法を計画しなければ断熱材の性能をを十分に発揮することが出来ないばかりか逆効果になってしまうこともあるというお話です。

誤解がありませんように 付け加えておきます。


手作りの小物たち

木で作る小物をご紹介します。

   

 

 

 

 

引き戸の取っ手をマッコウクジラにしてみました。

材料はウエスタンレッドシダーのツーバイフォーの端材です。

 

 

クジラに見え・・ますよね。

ログハウスの2階の子供部屋にある引き戸の取っ手です。

この扉を開けるとお父さんとお母さんのいるリビングダイニングとつながっているので

「ごはんだよ~」 はここから聞こえてきます。

子育ての時間はあっという間に過ぎてしまいますね。

この窓を通して尊い時間をご家族で楽しんでいただければ嬉しいです。

 

端材で作った木の小物の紹介でした。

 

 


小さな家 2

今回はフィンランドログハウス ランタサルミ社の「テルヴァパースキー」というモデルのご紹介です。

 小さな家ですが平屋モデルで横長のデザインがとてもかっこいいですね。

こちらはランタサルミ社がログハウスをさらに進化させた新商品のエコレックスモデルのひとつでログハウスの室内壁にツーバイ工法の壁を作るという構造になっていて一般的なログハウスに比べても断熱性が高い上に室内の仕上げを自由に選べるという特徴があります。

大きさとしてはウッドデッキ部分を含めて間口10.294mm奥行き4.900mmで居住スペースは6.994mm×3.700mmとなっています。わかりやすく畳で言いますと15.5畳ほどの居住スペースと10畳ほどのウッドデッキを持った小さなログハウスです。

 フィンランドでは住宅ではなくサウナコテージとしてデザインされていますので ここでサウナを楽しみ→サウナから出たらビールを楽しみ→またサウナを楽しみ→たまには湖に飛び込む?→・・・というフィンランドのライフスタイルの中からうまれたモデルです。

サウナという習慣になじみの薄い日本ではゲストハウスや二人だけで使う小さな家としてもなかなか素敵なモデルだと思います。

ちなみにこのテルヴァパースキーは前フィンランド大統領でノーベル平和賞を受賞したマルッティ・アハティサーリ氏もオーナーであるということです。

写真はティータイムでしょうか、「たったこれだけ」の中に清潔感と幸福感が漂っていますね。

 

 

 

 

 

 

 

こんな小さな空間でもお気に入りの土地でお気に入りの景色を眺めながらパートナーや友人とのひと時を過ごせればきっと幸せでしょう。

 

フィンランドの小さな家 テルヴァパースキーのご紹介でした。


薪ストーブについて

薪ストーブの施工例をご紹介します。

今回ご紹介する薪ストーブはどれも北米出身でそれぞれに独自の方法で薪の持っているエネルギーを効率よく熱エネルギーに変える能力を持っています。

その能力のひとつは、一般的に薪ストーブというと「薪を燃やす」というイメージをお持ちだと思いますが今回ご紹介するストーブたちは薪を燃やしたときに出る「煙を燃やす」という能力を持っている優れものたちなのです。

それぞれに薪を燃やすための燃焼室と煙の中に残っている成分を燃やすための2次燃焼室という部屋を持っています。

煙突からモクモクと煙があがっているのが暖炉のイメージですがその煙の分だけ貴重な薪資源を無駄にしていたということです。  

 

北杜市大泉町M邸バーモントキャスティング 「レゾリュート アクレイム」 

 標高1000mの八ヶ岳で30畳の吹き抜けとロフトを暖めています。お部屋が大きいので能力的には補助暖房といったほうがよいかもしれません。片開きのドアが特徴で炎が良く見えて楽しめます。薪の補給は上からも出来るので火の粉が飛ぶこともなく女性でも安心して使えます。デザイン的にも美しいモデルですね。 

 

 こちらのストーブには暖かい思い出がいっぱいです。 おいしいお茶をいただきながら笑ったり泣いたり・・とても大事にしていただき、たくさんのお話をしました。 

それはともかくこちらのストーブ廻りのレイアウトは美しい!でしょ 撮影用に飾り付けた?

いやいやこれは普段のひとコマ。その名の通りに 「アクレイム」 「賞賛」を贈らせていただきます。

 

 

長野県諏訪郡富士見町 K邸 バーモントキャスティング 「アンコール エヴァーバーン」 

 

 八ヶ岳高原のログハウスで24畳のLDKと2階を暖めています。能力的には主暖房として十分な能力があります。先代「アンコール」から*キャタリティックコンバスター「触媒」をはずしたモデルです。

 ランタサルミ ウインターキャンペーンでの薪ストーブプレゼント企画をバージョンアップされたK様はアンコールの非触媒方式を選択されました。それは仕事がら針葉樹を燃すことが多くなるだろうという理由での選択でした。

ちなみにこのレンガはK様の力作です。失礼、K様ご夫妻の力作です(笑) かっこいいですね、やはり薪ストーブとレンガは良く似合います。

ログハウスの気密・断熱性や蓄熱性との相乗効果もありこれ一台で余裕の暖房能力です。

これからもご家族の歴史とともにいつまでも暖め続けてくれるのでしょう。 

 

 

北杜市白州町 O邸 ダッチウエスト 「セコイア」

 

白州町のO様宅の薪ストーブはダッチウエストの「セコイア」です。なんと40畳のリビングに吹き抜け付のお部屋を暖めています。こちらは*キャタリティックコンバスター(触媒)付のモデルになります。一枚ガラスで炎もよく見え薪を横からも入れることが出来るので安全に長い薪を入れることが出来ます。

これで40畳のLDKを暖めることが出来るかな? と少し不安でしたがすごい暖房能力をもっています。

建物の南面にサッシが多いので冬場に光がよく入り、その余熱もあるのでしょうがそれにしても隅々まで暖かさがよく届いています。

ペットのワンちゃんも「2次燃焼が始まるとストーブのそばで眠ってしまう」のだそうです。動物は家の中で一番気持ちのいいところにいつもいますよね。

うちのネコも同じです。 

 

 

北杜市小淵沢町O邸 バーモントキャスティング 「アスペン」

 

小淵沢のO様のお宅はこの「アスペン」で12.5畳のLDKとつながりのある6畳の和室を暖めています。キッチンと並んで配置していますので暖房とともに調理器としても活躍しています。小さい割には暖房能力があり、炎がよく見えて天板が広いので使い安くなっています。

 完成してから7年が経ちましたが冬になると大活躍しているバーモントのアスペンです。

八ヶ岳での別荘建築の計画中は「冬が心配なの・・」と言っていた奥様も今では「冬がいいのよね」とすっかり変わってしまうほどに活躍している小さなストーブです。

アスペンが調度良いくらいの間取りが暮らしやすいかも、と思ったり します。

 

 

今回ご紹介しましたどのお客様もそうなのですが、薪ストーブは薪の準備の大変さにもかかわらず設置後の満足度がとても高い暖房機です。それは薪ストーブがただ単にお部屋を暖めるだけの暖房機と違い、それぞれのご家族の「暮らし」を暖めてくれているからではないかと思います。

皆様 暖かいばかりではない冬をお過ごしのようです。

 

薪ストーブのご紹介でした。 薪ストーブ選びの参考になれば幸いです。

*キャタリティックコンバスター(触媒)について    キャタリティックコンバスターとは未燃焼ガスを容易に再燃焼できるように2次燃焼室に設けられる触媒(蜂の巣状の小さな部品)  定期的なメンテナンスと交換が必要。

 


木造住宅の耐震改修補助金について

市町村の行う住宅関連の補助金制度のご紹介で、今回は住宅の耐震改修の補助金についてのお話です。

地震に強い安全な町づくりを促進するため、木造個人住宅の耐震改修工事を実施する所有者に対して補助金を交付する制度です。

大まかな内容は昭和56年の6月以前に建てられた住宅で市が行う耐震診断において評点が一定基準以下であることを主な条件とし、耐震改修に要した金額の1/2かつ60万円を限度とする金額の補助を受け取ることが出来るという制度です。

たとえば耐震工事に150万円かかるとしますとその半分は75万円ですが、上限が60万円という規定があるので補助金は60万円ということになります。さらに高齢者家庭では耐震にかかる費用の2/3かつ80万円の補助を受けることが出来るそうです。

ひらたく言えば120万円の耐震工事が60万円で出来るということです。

結構大きい!

ですよね。  知らないのはもったいない金額です。

 

現在リフォームを計画されている方や「数年後には・・」と思ってる方はお住まいが補助金の対象にあたるかを調べてみると良いと思います。

 古くなった家のお風呂をユニットバスに変える時に耐震金物をつけたり筋交いを入れたりすることも多いでしょうし、瓦屋根を板金の屋根に変えるのも耐震性を増すということで診断によっては補助金の対象になるそうです。補助金を利用してリフォームと耐震補強を同時に行えばその後も安心して暮らせるでしょう。

まずは各市町村役場にお問い合わせをしていただければと思います。

 

耐震改修工事の補助金のお話でした。

これからも住宅に関わる補助金のご紹介をしていきますね。

  


木曽ひのき合板

建築資材のご紹介です。

100%木曽ひのきで作った合板だそうです。

 

現在住宅で使用されている合板のほとんどはカラマツで作られていますので専門用語で「ラーチ」と呼ばれています。

今回ご紹介する合板はなんとヒノキで出来ていると!それも木曽ヒノキ100%って書いていますね。

名前の通りこんな小さなサンプルでもヒノキの香りがぷんぷんしています

住宅建築で使われる合板のほとんどは下地材としての役割ですから仕上げてしまうと両面とも一生お目にかかることはありません。

隠れてしまう合板部分での雨漏り・内部結露や防虫の問題は十分理解し対策をとってはいますが素材自体に力があればなお嬉しいですよね。

価格的にはラーチの約1割程度のプラスです。ヒノキですから水に強く防虫効果が高いという特性は皆様ご存知だと思います。

「隠れた場所で誰にも気づかれることなくしっかりと自分の持ち味を出して働き続ける。しかも価格はお手頃。」

見習いたいほどになんとも魅力的な合板です。


小さな家

詩人の描いた小さな週末住宅のご紹介です。

写真は埼玉県にある「ヒアシンスハウス」です。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが詩人の立原道造が自らの週末住宅として設計をした小さな家です。

残念ながら若くして亡くなられてしまい、計画は実現することがなかったのですが、「詩人の夢継承事業」ということで「ヒアシンスハウスを作る会」が立ち上げられて2004年秋にさいたま市別所沼公園内に建設されました。

 

 

 

 

 

 外観です。緩やかな片流れの屋根に大きな開口部と上吊りの雨戸が良いですね。左側に見えるポールは「今日は来ていますよ」というサインポールだそうです。大きさは4.5坪位ということでした。

 

 

 私が訪ねたのは2006年の夏だったと思います。

 

 

 

 

 

  内観です。室内の家具も本人によって設計されていまして、図面に忠実に作られていました。

 

 

 

詩人が設計するとこんなスペースが出来るんですね。

一編の詩の世界にいるような住まいです。 

 

 

 

 

 

 

裏側です。横長の窓は出窓風に作られていて机に向かいながら景色を眺めることができます。

 

 

一人で暮らしても最小限のスペースだと思いますが、周りの景色にとけこんでいるので不思議なくらいに小ささを感じませんでした。 

 

 

 

 

 

 

窓辺を出窓風に作っています。長く生きることができればこの暮らしの中から多くの作品を世に出されたのでしょう。

 

詩人の描いた小さな週末住宅のご紹介でした。

これからも素敵な小さな家をご紹介していきたいと思います。

 

 


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